Shred
Masterの試作を解体中にフッと思い付いてやり始めた。今回はついにオリジナル回路だ!
Little Guv'norとは?
Marshall Guv'norのコピーを使って半年ぐらい経つが、ほとんどの場合3つあるトーンコントロールは真ん中のままだ。ゲインも2つあるがほんのちょっとしか動かさず、ほぼ同じような位置で使っている。「それならトーンを固定し、ゲインもひとつでコンパクト化出来ないかなぁ」などと常々思っていた。
今回Shred Masterの製作や改造で回路図を見ているうちに、「トーンより前の回路だけで作れないか?」なんて思いついた。ちょうどShred Master試作の解体段階にあったので、トーン回路だけを解体して音を出してみた。オ?中々イケルね!あれやこれやいじっているうちに、ハマってしまった。
ついには自作Guv'norを繋いで比較してみる(写真参照)。うんうん、イケルイケル!Guv'norの回路図を参考にしながら定数変更していき、あーでもない、こーでもないとパーツをとっかえひっかえして、やっと同じ音になった!名付けて「Little
Guv'nor」。コンセプトはツマミ2個、MXRサイズ、Guv'norのトーン真ん中の音。
回路が決まったので、忘れないうちに回路図を書いた。水魚堂さんの回路図エディターBSchは昨日覚えたばかりだが、結構簡単なのですぐに使える。回路を書き終えたら、部品番号を自動で割り振ってくれるソフトや、部品番号と定数から自動的にパーツリストを作ってくれるソフトやら、非常に便利である。
では自動で作ったパーツリストをちょっと手直ししてみた。Littleの名にふさわしく安めに仕上がった。
とりあえず、Shred Masterのパーツをせっかく集めて改造計画まで立てたので、先にShred Masterを作ることにする。年明け部品屋さんが開いたら足りない部品を補充して、すぐにでもLittle
Guv'norの製作に取り掛かる予定だ。では、みなさん良いお年を。