回路図作成から完成までほんの数時間で出来上がってしまったLittle
Guv'norだが、実は試奏にかなり時間を掛けている。やはりメインで持ち歩きたいので、音作りは念入りに、したつもりだったが...
出来上がったLittle
Guv'nor、試奏の時の音と大分変わってしまった。高音が削れて、歪みもおとなしく感じる。
原因は何か?ギター内部のパッシブ回路で、「ノイズ対策のシールドをし過ぎると高音が削れる」というのを聞いたことがある。これもそういうことなんだろうか?確かにブレッドボードの試奏では何もシールドされてなく、ノイズだらけだったことは事実だ。信号の特性やら何やらの計算とかは判らない松美庵にとっては謎のままである。
しかし、これはこれで今まで市販品では聞いた事の無い音だぞ!
基本的にはTS9系の音。回路は全く違うのに?
TS9にGuv'norの荒々しい歪みが加わって、高音が伸びてる感じかな。
それと、これは完全に予想していなくて結果オーライなんだけど、ノイズが少ない!正確に言うと、シングルコイルのノイズ成分の周波数あたりがカットされている。これはシングルコイルばかり使う松美庵にとっては、かなり嬉しいことだ。
基本的には好みな音なので、このままの状態でスタジオに持ってってデカい音を出してみようと思う。その上で再び回路を変更するとか、徐々に完成形へ近づけようと思う。