音は気に入って、ほぼ満足なLittle Guv'norだが、今回は小さいケースを使って、よりLittleにしてみた。ほとんどメインで使うのを前提に、だいたいパターンが決まってきたのでサイズダウンを決めた。
まず、電池スペースは要らない。ほとんど歪みの後に、マルチかディレイを繋ぐので、ACアダプターは欠かせない。そこから電源を分けるので、電池は要らなくなる。
次にフットスイッチも要らない。一応トグルスイッチでバイパス出来るようにしておいた。歪みはほとんどの場合が掛けっぱなしで、ギターのボリュームで調整する。あるいは、前段にブースターを繋いだりするので、バイパスの必要はない。
 ケースはタカチの560円の物。MXRサイズより、縦が大幅に小さく、横もひとまわり小さい。厚みは同じぐらい。レイアウトにかなり苦労したが、何とか収まった。ジャックもギリギリで向かい合わせが出来た。
いつものようにスイッチ&電源関係を配線しておく。今回は狭いので、ベルデンの撚り線を使った。LEDや電池スナップも無いので、スッキリしている。電源入り切りの必要も無いので、ジャックは両方ともモノラルだ。
これでLittle Guv'norも最終形だと思う。最終的な回路図と部品表を載せておくので、参考にして欲しい。
2005.03.26
早速スタジオで使ってみた。クランチ気味の抜けと太さは最高に良くなった。アンプの音にほんのちょっと低音を足して、歪む感じだ。歪みをいっぱいにすると、さすがに高音が暴れるので、アンプ側で調整する。
あと、フィルムラベルを貼ってみた。ラベルの製作手順は「ラベルシールへの道」で解説している。
ほぼ満足な音と大きさになったので、これで終了させるつもりだ。それにしても良いドライヴに成長した。
2005.03.28
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