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Marshall Guv'nor mod 製作記

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Marshall Guv'nor mod 製作記

Marshall Guv'nor mod 製作記

自作やり始めて間もない頃の製作(2003.11頃)。使用レビューはこちら
パソコン用HDDのケースを使っている。普通の3.5inchでは無く、現在のHDDより分厚い古い物を使用。秋葉原を歩き回って似たようなものを4つ買っておいた。ジャンクで300円だった。

だいぶ前の製作なので、途中の写真や価格表は無い。たぶん合計で4000円ぐらいだと思う。パーツ購入はほとんど秋葉原の千石電商。これといって贅沢なパーツは使っていない。

回路図や作り方はGeneralGuitarGadgetsを見て作った。英語はさっぱり分からないが、図が多いのでなんとかなった。
回路図
にはコンデンサの値がnFで書いてあるので、μFに読み直すのが大変だった。要は1000分の1すれば良いことなんだが、小数点の世界なので頭がごちゃごちゃになる。自分で一覧表を作るのが良いと思う。参考ページ

基板はプリントする工具や材料が無いので、ユニバーサル基板を使い、ポイントtoポイントとしゃれてみた(と言ってもそれしかできない)。まだ慣れていない頃なので回路図の端から作っていき、最後に行き詰ったところでジャンパーでごまかす!。本当はプリントパターンを真似して配線していくと良いと思う。

当初はノーマルのまま作った。良く音を覚えておき、楽器屋さんでガバナー英国製を試奏し聞き比べてみたが、ほとんど同じ音が出ることを確認した。

ゲインを絞ると音がこもるので、何となく使わずに居たが、最近(2004.8頃)になって改造を施した。


改造箇所

ゲイン2の追加
クリップダイオードを追加切り替え
ACアダプタージャックの増設
ミレニアムバイパス化
入出力配線をビンテージWEの24G単線に
その他の配線を3ミリ撚り線に変更

まずゲイン2の追加だが、これはオペアンプに付いている抵抗値を変えればゲインを増減できることを知り、実行してみた。結果は見事成功!。
理論や計算は分からないが、抵抗値を上げるとゲインアップ、下げるとダウン。
具体的には回路図R6を1Mの可変抵抗にした。おそらく聴覚的には可変抵抗の半分ぐらいの位置でノーマルの680KΩになるはず。従って音質を変えずに、ゲインを絞ることもアップすることもできるようになった。
この改造はいろんな歪みエフェクターに応用できると思うので、是非試してみてもらいたい。また、ガバナーの製品を持っている人も改造すると良いと思う。

クリップダイオードは回路図の右上「LEDs」を1N4148 2本と切り替えできるように、3Pトグルスイッチを増設した。

ミレニアムバイパス。これはDPDTスイッチでトゥルーバイパスとLED点灯を両立させる回路である。こちらもGeneral Guitar Gadgetsを参考にした。トランジスタは一般的な2SK30を使用、ダイオードは1S1588とか何でも良いと思う。何個かこの回路を作ったが、有り合わせのパーツで失敗した試しが無い。

最後に注意したいが、最近になってフットスイッチが接触不良になった!。これはコンパクトエフェクターにとっては致命的なもので、あってはならない故障である。
SWはミヤマのDPDTで400円のもの。ほとんど足で踏んでいないので、おそらく何回も配線をし直して、熱にやられてしまったのだと思う。この当時は3PDTのSWが安いの売っていなかったのでミヤマにしたが、現在はタッキーパーツドットコムで3PDTが580円なので、DPDTでミレニアムバイパスよりも手間やコストも安い。これからは3PDTしか買わないことにした。

 2004.11.28

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