ノーマル状態で無事動作したので、いよいよ改造する段階になった。まずはDGB
Studioさんにmod法が載っているのを参考に、部品定数を変えてみる。
Driveの可変抵抗で2番と3番を繋ぐ。DGB
Studioさんが「Driveのボリュームの後の配線が少し違っている」とホームページに書いたのはこのことだと思う。
結果は、改造前はDriveを絞ると音がこもっていたが、この改造によってほぼ改善された。ひょっとして他のエフェクターもこの辺に秘密があるのでは?と思ってしまう。たったこれだけの簡単な改造で素晴らしい効果が出た。これは標準状態で決定。
次にDGB
Studioさんによれば「トーンの後のICの帰還のコンデンサー222を102に変更」とあるので、変更してみた。おぉ、確かに高音が伸びてきた。まだ足らないので、セラコンだけど、681を入れてみたら中々良い。この辺で高音をいじれることが判ったので、とりあえず保留。
またまたDGB
Studioさんによれば「初段OPアンプ、マイナス入力部のコンデンサー.047uFを.068uFに交換」とあるので、素直に変更。あぁ、低音部がブリブリ言うようになった。よし今度は逆に値を下げてみよう、0.022μFに変更。スカっとした音になる。よ〜しこの辺で低音がいじれることを覚えたので、とりあえず保留。
おっとこれを読んでいる皆さんにはご迷惑様です。本当に作りながら書いているので、勘弁してください。最後に基板にする前に箇条書きでまとめますのでご心配なく。
...と、お断りしたところで、次に以前もやったオペアンプの制御をする可変抵抗を増設することにした。ダイオードクリップの手前のオペアンプに680KΩの抵抗がありますね。これを今回は150KΩ+500KΩ可変に変更した。計算するとゲインが下がることになるが、聴感上では大して代わらない。これでかなりゲインを下げられるようになった。だんだん好みの音に近づいてきたぞ。
以前から考えてたダイオードクリップもいろいろ変更してみた。ゲルマダイオードが手元にあったので、試したがかなり良い!。これはロータリースイッチでの一部に加えよう!。
すでにプリントアウトした回路図(間違え有り)は書き込みだらけになっている↑
と、あーでもないこうでもないと丸々一日費やして試奏しまくった。だいたい方向性が見えてきて、さて実際の回路を考えようかなぁ、と言う段階で、何とShredMasterのmod回路図&ノーマル回路図をネットで発見してしまった!。modに関しては3ページ有るので、こちらからDLしていただきたい。このページのMarshallの所の、Dreadmaster
part 1 ,Dreadmaster
part 2, Dreadmaster
Docsがそうだ。
ノーマル回路図によると一段目と二段目のオペアンプの間と、トーンのコンデンサの値が一桁違っている。な〜んか高音も低音もトーンコントロールの利きが悪いなぁと思っていたがこれが原因かもしれない。
早速新たに入手した回路図に沿ってmodしていくことに決定!それには部品が足りない(ーー;)、しかたなく買出しへ行く。ちょうどICソケットもひとつ足りなかったことだしね。年末最終日に間に合った、ラッキーだ。お世話になったのは町田のサトー電気さん。
さて部品も揃ったことだし、また改造&試奏に明け暮れる時間だ。この続きはまた後日に..
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