例によってブレッドボードでの試作である。
今回は大幅な改造を予定しているので、試作と試奏が一番の要だ!
←まず回路図に載っていない電源部を作る。これはどの位置に作っても共通で使えるようになっているので、とりあえず一番右側に作る。
BluesBreakerの回路を参考にする。1N4001ダイオード、47K抵抗2個、100μFコンデンサを付けていく。ブレッドボードの上下2列づつのラインは横へと繋がっているので、上下の青をアース、上の赤を9V、下の赤を4.5Vになるよう配線する。
 電源部が出来たらいよいよ本体だ。入力部から順に配線していく。オペアンプの向きに注意。左図のように丸が付いている所から1番と数える。
ブレッドボードには真ん中のラインをまたぐように付ける。今回の配線だと、左下に1番が来るように配置するのが楽なようだ。
クリップダイオードまで出来た→
←トーン部から出力部まで一気に作った。
途中、可変抵抗へ行く線は、ジャンパを使って出して置く。それとプリントした回路図に、配線しながら部品にチェックを入れていくと間違えが少なくてよい。

では次に可変抵抗の取り付けだ。こればっかりはレゴブロックのようにはいかない。可変抵抗にジャンパ線をハンダ付けして抜き差しできるように作らなくてはならない。今回はノーマルでも5個あるので手間がかかる。
右写真のような工具を使って固定しながらやると作業が進む。
それとこの段階では可変抵抗の向きは考えなくても良い。ブレッドボード配置の都合で考えればよいと思う。可変抵抗の向きは試奏の時に回路図と照らし合わせて、回路図が合っているかどうか確かめる。
←やっと完成!

自作の回路実験機に繋いでテストする。
OH!一発で音が出た!完全に一発っていうのは、中々珍しい。大抵どこか接触不良だったり、ショートしていたりするものだ。とりあえずノーマル状態での音は、これぞディストーションって感じだ!
さー、ここからが問題だ。あっちこっちの定数を変えていって、自分好みのエフェクターに改造していく。
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