いよいよ組立だが、ここではごく普通に組み立てただけだし、セッティングも変わったことやってないので、普通と違うところだけを説明していこう。
まずブリッジ。松美庵はトレモロを使わないので、ネジは締めてしまう。
最初に6本のネジをブリッジがガタガタしない程度に締める。次にスプリングを5本張って、なるべくテンションを与えるように裏側の2本のネジを締める。最後に表側の6本のネジを本締めするのだが、強く締めすぎるとブリッジが逆に浮いてしまうのである程度にしておく。これで弦を張ってもブリッジが動かないぐらいになる。
次に配線。左の写真のように、ザグリ内どこでも良いので、アースとシールド処理したアルミ箔を確実に接触させるように簡単なターミナルを作る。木ネジにリード線を巻きつけただけ、できればラグ版があれば理想的だ。
そこへ、裏側トレモロスプリングから来るアース線と、ピックガードの配線からのアースをハンダ付けする。以上の作業をやらないと、せっかくシールドした意味がなくなってしまう。
その他の配線はピックアップの線を交換出来ない仕様なので、全てそのまま使うことにした。
ネックも難なく取り付けて、弦を張り、完成!
弦を張った状態でネックの反りをチェック!大丈夫みたいだ。たぶんこのギターは弦を張らないで長い時間放置されていたと思われるので、1週間ぐらいしたらまたチェックしよう。
2005.07.27
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