勢いだけで改造したTUBULATORだが、完成した日にたまたまスタジオでのバンド練習があった。早速持って行って試してみよう。念の為に新しい電池とACアダプターを持参。
使用アンプはJC120、クリーンセッティング。
まずトーンとDISTのツマミを12時で音出し。おぉ、クリアな音!。今までTUBULATORはDISTを上げ気味にしないと、腰の無い音というかなんか頼りなかったのだが、改造後は音にハリが出たと言うか、腰がしっかりしている印象で、歪ませなくても充分なサスティンが有り、とても弾き安い感じ。
次にDISTフル、トーン3時。フルにしてもさほどは歪まないのだが、以前は若干音が潰れていて、使える音では無かった。改造後はしっかりとピッキングニュアンスを出せて、低音から高音まで潰れずに出ている。この状態が改造前と後の違いがハッキリわかる所。
アンサンブル内でのヌケも良かった。さほど音量を上げていないのに、しっかりと存在感があり、はっきりと音が聞こえる。意外とこれが一番大切なんだと思う。
全体的な印象は、改造前と比べて音に腰が出た。これはサスティンも含めてのこと。それと、音が潰れない。家での試奏では同じセッティングでノーマルと改造の比較を聞いたが、ノーマルで音が潰れるセッティングにしてから、改造後の音にすると潰れが無くなり、スカっとするような印象になった。
問題になるのは電池の消耗だ。昨日のスタジオでは約1時間電池ONのままだった。新品状態で9.72Vの電池が帰ってきてすぐに測ったら8.98Vになっていた。電池を実測したことはあまり無いので、この結果が消耗しすぎなのかどうかは判らないが、ACアダプターでも同様の効果が出るようにしたので、問題ないと思う。
今までは、いまひとつ気に入らないで放置していたエフェクターが、改造によってここまで変わると言うのは快挙かもしれない!
今後もコンバータを外付けにしたりして、いろんなエフェクターで試してみたい。
2005.06.19
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