すんなりと完成した「Fender
Drive」だったが、元の回路図をStomper!!のケイズさんへ検証してもらうつもりで送ったら、回路図を書いてくれた。
松美庵は電気の知識が無いので、ちょっと心配だったのだがケイズさんのおかげで助かった。電源を変えた途端に音が変わったので、何か電気的な法則が欠けているんじゃないかと思っていた。ケイズさんが書き換えた回路図を見ると、やはり電源関係やオペアンプ手前のカップリングコンデサとかが変わっていた。
ケイズさんが回路図を公開してしばらく経つが、ようやくその回路図を元にModifyできた。
まずは電源関係とカップリングコンデンサを変える。基盤の空いた部分を利用してBIASを作る。ちょっとアクロバットしているが(^_^;)、ジャンパ無しで何とかできた。
ゲイン周りやボリューム周りも換えてくれたが、プリント基板を修正しなければならないので、今回はその辺をなしにしてModifyを進めた。
音を出してみると、低音がグッと前に出た感じで、良くなったような気がする。しかし試奏を繰り返していると、どうも高音の暴れというかジャージャー言うのが気になる。そこで以前付けていたクリップLEDの隣りに今度は0.001uFのコンデンサを付けて見た。
今度はどうも低音っていうか中音がモコっとした感じ。仕方ないので、トーン周りの定数をいじり始めた。かなり試奏の深みにハマり(^_^;)、5〜6時間試奏していたと思う。その間、定数を変えて試奏を繰り返した。
Presenceも含めて4バンドのトーンコントロールがあるので、定数決めが大変だったけど、納得行く音が出るようになった。また4バンドのトーンなので、いろんな音が楽しめる。
ここで松美庵のお気に入り回路図を載せておく。ケイズさんの回路図と共に参考にして欲しい。
更に欲を出して、TS風にダイオードクリップを追加し、切り離し出来るようにスイッチを付けた。
2005.05.29
更に電源部改良と定数変更をした電源昇圧化計画Part2
Fender Driveの改造も合わせて見ていただきたい。
2005.07.10
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