電源昇圧化計画の第2段としては、Fender
Driveを+-9V化することにした。元々Fender Driveは+-12Vで動いていたアンプなので、逆に回路的には元に戻す方向だ。
まずはマイナス9Vを作り出すDC/DCコンバータの基盤製作だ。今回はケースに余裕があるので、スイッチを基板に直付けしてみた。このスイッチで普通の9Vと+-9Vを切り替えられるようにする。ここで追記だが、ACアダプターを使って12Vを入力した場合は+-12Vになるということも忘れてはいけない。ケミコン等25V以上を使っているので大丈夫!。
DC/DCコンバータの製作
回路図はStomper!!さんにて公開されている。今回は回路図の上側の回路だ。オプションは無し。
パーツレイアウトは手書きで申し訳ないが、書かせていただいた。回路図を作ってくれたStomper!!のケイズさんに感謝です
次にFender Driveを+-12Vだった頃の定数に戻す。R2とR14からBIASへ行く部分はGNDへ行ったりBIASへ行ったり切り替えられるようにする。あとはオペアンプの4番ピンもGNDか-9Vかを切り替えるようにする。
その辺はDPDTの基板直付けトグルスイッチで行う。これはケースの裏側に蓋がないので、手を伸ばせば届く程度の位置である。
←回路図にスイッチまでまとめてみた。
試奏を繰り返した結果、当初のFenderアンプから採取した回路図よりも、若干の定数変更を行った。
DC/DCコンバータの基盤もプラスティックのワッシャーでちょっと浮かせてネジ止め。一応絶縁の為にビニールテープを貼ってから付けた。とりあえず完成!。
では、レビューへどうぞ!。
2005.07.10
2006.08.19
DC/DCコンバータ回路図、レイアウト公開
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