タッキーパーツドットコムさんにエフェクターのキットが売っている。その中に今回新発売されたVintage
Delayキットがあった。注文しようとしたら、即効で完売していた(ーー;)。仕方ないので、自分でパーツを集めて自作することにした。
Vintage Delayとは?
元になった回路はtonepadさんのRebot
2 Delayだ。どのメーカーのコピーだか松美庵は知らないが、回路図を見ると何とか出来そうな感じ!。タッキーパーツドットコムさんのキットページにサンプルサウンドがあるが、聞いた限りでは、温かみのあるディレイだ。早い話がオーディオ的にはコモっていて良くないが、音楽的には適度に暖かくて良い感じってこと。とりあえずこちらに回路図と部品表、PCBレイアウトまで載っているので見ていただきたい。
部品表の中で、セラミックコンデンサの5pFとマイラコンデンサの0.027μF、0.0027μFが注文フォーマットに無かったので、タッキーパーツドットコムさんのメモ欄で事情を伝え、同梱してくれるようにお願いした。
5pFと0.027μFは在庫が有り、0.0027μFは在庫切れなのだが、0.0022μFでも大丈夫とのことで同梱してくれた。
今回は回路がちょっと複雑だし、改造する気も無いのでいきなりユニバーサル基板で作り始めた。いつものようにガンダムみたいな器具を使って効率良く回路を組んでいく。tonepadさんのレイアウトよりも横幅が狭い基板なので、ちょっと工夫が必要だ。
基板裏側の配線も、今までで一番神経を使った。歪み物と違って、万が一音が鳴らない事態の時に対処しようが無いからだ。
ちゃんとひとつひとつの部品を付ける度にショートしていないか、ちゃんとハンダ付け出来ているかを念入りにチェックした。
今回は2日間に分けて落ち着いて作った。そのおかげか、テストでは一発で音が鳴った!(^^)v。
で、またよせばいいのに改造してしまった!。目的はアウトプットレベルの調整を出来るようにすることだ。松美庵はギターソロの時にディレイを掛けることが多い。なので、いっそのことディレイでソロとバッキングの音量調整出来るようにしたら...と言うのが発端。
改造回路図を見て欲しい、点線で囲ってある部分が改造箇所だ。オペアンプの1番と2番に元々は12KΩの抵抗が入っているが、ここを33KΩに変更しゲインアップ。最後のOUTの所、元は100KΩの抵抗を廃止し、250KΩの可変抵抗を入れた。
早く完成させたいが、今回はじっくり作る予定。
2005.03.20
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