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Fetzer Valve製作記「組込」

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Fetzer Valve製作記「組込」

Fetzer Valve製作記「組込」




ギター内蔵ということで追加の部品が発生した。

追加部品

SwitchCraft ステレオジャック \250
スイッチ付きポット250KΩA \1800
合計 \2050
総合計 \2460

1ページ目での合計と比べると、大幅な値上がりになってしまった。ステレオジャックはSwitchCraftじゃなくても良いのだが、大して値段は変わらないのでブランド物で安心しておこう。スイッチ付きポットだが、これは外観を変えずに改造したいのなら仕方なく買うべき。ミニトグルスイッチを付けても良いのなら、\150程度で収まる。

まずは乾電池の収納だ。松美庵は基本的にストラトでのアームは使わないことにしているので、後ろ側スプリング部分に収納することにした。ここなら電池交換も簡単だ。

ステレオジャックの中間と電池のマイナスを繋ぐ線を配線する。写真の黒い線だ。次にプラス用の線。これは裏側から通して、ユニットの9Vに繋ぐだけだ。

ちゃんと通したらしっかりハンダ付けし、熱圧縮チューブを使って絶縁する。
電池スナップ、ステレオジャックの配線が済んだら、プラグを挿したときだけマイナス側が導通しているかをテスターで確認する。

次にユニットの取り付けだ。ユニットはストラトの一番下のTONEに付ける事にする。そして真ん中のTONEはスイッチ付きポットだ。スイッチは2回路6Pあるので、トゥルーバイパスが可能だ。

あと、これは松美庵の好みだが、トーンコントロールはFetzer ValveをONにしたときのみ作動するようにする。これにより、スイッチで音量とトーンを同時にプリセットできることになる。

まずは、電池のプラス側9V。これは裏側から持ってきた線をユニットの9Vに繋ぐだけ。左写真の赤い線。
次にアース線。他のポットの裏側にアースしてあるところから、ユニットの可変抵抗の1番へ繋ぐ。左写真の黒い線だ。

次に入出力の配線だが、基本的にピックアップセレクタスイッチから、ノーマルのボリュームまでの配線はノーマルのままで配線してある前提とする。トーンの配線は一旦はずす。

そしてユニットの配線は、こちらを参考にして欲しい。6Pスイッチの配線は左写真のようにピックガードを裏返しにした常態で、この図 と同じように配線すればOKだ。この図の中の上側Inputジャックをノーマルのボリューム出力から、Outputジャックをギターのジャックに置き換えて考えればわかりやすい。
Circuit BoardのInputはユニットの横側、左写真の白い線。Outputはユニットの可変抵抗の2番(真ん中)だ。
かなり細かい作業なので慎重にやっていただきたい。

---------追加--------

掲示板でKOUさんが良い配線図を探してくれたので、追加で説明しておく。こちらはStratoBlaster実体配線図なのだが、ギター内蔵のエフェクターなので判り易い。

まず実体配線図黒い線はアース、コールド、グランドどれも呼び方が違うだけで同じ所に接続する。大抵のギターはポットの裏側へまとめてハンダ付けされているはず。注意点は電池のマイナスも同じ黒になっているが、これだけは扱いが別。電池のマイナス(黒)はこのページ冒頭でも書いたが、ステレオジャックの真ん中(Ring)に接続すること。は電池のプラスなので、ユニットの9Vに繋ぐ。

次に実体配線図グリーンはピックアップからのホット側。正確にはピックアップセレクターのOUTからボリュームへ行って、そのボリュームの2番からの線。ブルーはエフェクト切替スイッチからのOUTPUT、すなわちギタージャックのホット(Tip)へ繋ぐ。

実体配線図はエフェクターのINへ繋ぐ、ここでは白い線がINだ。茶色はエフェクターのOUT、ここではユニットに付いてるボリュームの2番。

-----追加終了 KOUさん感謝です。2005.08.11-----

さてトーンコントロールの配線だが、図が無いので文章で説明しよう。
左の写真で見て、トーンポット左の端子3番は空き。真ん中の2番をユニットのInputと同じ所へ配線する。右の1番はコンデンサの片足、もう片足はアースへ配線。とりあえず、これで配線は終わり。

ピックガードを取り付ける前にアンプへ繋いで確認してみよう。弦を張っていなくても、ドライバ等の金属をピックアップに当てればカチッと音がする。エフェクトON/OFF、トーンやボリュームの利きを確認する。

キレイに完成!。

あとは弦を張るだけだ!。

どんな音がするのやら...。

さぁ、確認も終わったのでピックガードをネジ止めし、トーンノブを付けようとしたら....、あらま可変抵抗のノブの背が高すぎる。ここまで来たら切るしかない!。ということで金ノコを使って切ることにした。


ちょっと待て!、このまま切ったら鉄粉がピックアップや他の部分に付いてしまう。ここで塗装の時に覚えたマスキングだ。相手が粉なのでさほど神経質にならなくても良い。
ノブのカットは大変そうなので今まで避けてきたが、やってみたら意外とやわらかく、すぐ切れてしまった。ちょっとあっけないほど。

仕上げにヤスリで角を落として、多少丸みを付けたら完成。純正のノブを挿して見た。

2004.12.17

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