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Fetzer Valve製作記「試作」

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Fetzer Valve製作記「試作」

Fetzer Valve製作記「試作」


★ホームページ開設して以来、忙しくて新たな自作はしていなかった。開設以前の物は製作途中の記事が載せられないから意欲を削がれていたが、今回良さそうな回路図を見つけたので、順を追って出来るだけ丁寧に掲載して行こうと思う。

Fetzer Valveとは?
元ネタはrunoffgroove.com。英語が読める人は大体想像が付いただろうが、要するにFenderアンプの入力バッファに使われたブースターってことみたいだ。しかし、タイトルにはtube-emulating FET boosterなどと謳っているので、ちょっと期待できる。

左の回路図と部品を見てほしい。たったこれだけ?と思うだろうが、これで中々効果箱として役立つのだ!。今回、松美庵初の本格製作記事なので、初心者にも簡単に作れるものとして最適だ!。では、お決まりの部品表から。価格はタッキパーツドットコムさんを参考にしている。実際に松美庵は有り合わせパーツと大量購入(抵抗100本\100とか)でもうちょっと安く購入している。

部品表

JFET J201 \90
抵抗(カーボン皮膜1/4W) 68KΩ \5
抵抗(カーボン皮膜1/4W) 1MΩ \5
抵抗(カーボン皮膜1/4W) 1.5KΩ \5
抵抗(カーボン皮膜1/4W) 20KΩ \5(trim代用)
電解コンデンサ 22μF 16V \20
フィルムコンデンサ  0.022μF(223) \30
可変抵抗 100KΩAカーブ \130
006Pバッテリースナップ \40
ユニバーサル基板 \80
合計 \410

この他にハンダや配線材が必要です。


↑試奏中 ↓試奏用実験機


では、製作に取り掛かろう!。
その前にFETの選択や回路図上のtrim抵抗値を計るべく、これから作ろうと言うみなさんの為に松美庵が試作してみた。

下の写真でお解かりの通りブレッドボードでの試作。これはハンダ無しで部品を抜いたり挿したりと、レゴブロックみたいな感覚で回路を組める。

そしてひたすら試奏!。まずはFETの選別だ。runoffgroove.comによればFETはJ201、2N5457、MPF102から選びなさいとなっている。一応揃えてみた。
MPF102はちょっとゲイン不足でボツ。
J201と2N5457の比較だが、J201の方が中音が抜け高音にエッジが立っていて、いかにもValveって感じがする。
J201に決まり!。結局runoffgroove.comもJ201になってた。

さてFETが決まればtrimの電圧も固定できる。回路図ではFETを換えるために半固定抵抗になっているのだと思うが..。

trimの抵抗値をテスターで計ると18.5KΩ〜21.2KΩってとこが丁度良いみたい。従って20KΩに決定!。これで部品代が125円節約ですよ〜。J201が高かった分挽回した。

2004.12.12

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