多少の改造を含めての基板製作なので、runoffgroove.comに載っているレイアウトそのままでは使えない、基本的にはユニバーサル基板のパターンを使ったが、かなり考えてから配線作業を行った。
ボリューム6個にスイッチ2個なので、基板以外の配線もかなり多い。回路図とレイアウトを別々にプリントアウトして、順々にメモしていく。

↑一応改造箇所の回路図を書いてみた。点線の部分が改造箇所だ。(2005.05.07更新)
改造箇所を解説しよう。左側一段目のオペアンプでは、ゲルマニウムダイオードをTS風に入れてみた。そして、2個目のフットスイッチでバイパス出来るようにした。たぶんソロとバッキングの切り替えに威力を発揮すると思う。更にON-OFF-ONのトグルスイッチを設けて、シリコンとゲルマダイオードを切り替え、ダイオード無しを選べるようにした。
右側2段目のオペアンプでは、Levelの可変抵抗を2Mにしてゲインアップ。そしてLEDでクリップさせて、680pFのセラコンで余計な高音を取り、Master
Volume
を通ってOUTへ行く。この改造により、プリアンプからパワーアンプへの過大入力でパワーアンプが悲鳴を上げているような歪みをシミュレートしてみた。LED無しで鳴らしてみたが、オペアンプ自体も限界を超えて歪んでいる。
←結構手間が掛かったが、基板と配線が完了。試奏してみた。
音は予想通り結構良い。MID切り替えをしてみたが、ほんとにFenderアンプみたいな音がしてる。それでゲルマで歪ませると中々良い音だ。完成が楽しみ!
5002.05.01
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