いよいよ本格的なレアエフェクターの製作となった。中々詳しい回路図を見つけたので、順を追って出来るだけ丁寧に掲載して行こうと思う。
OD-1とは?
言わずとしれた、BOSSの初代オーバードライヴ「OD-1」。歪み系の中では1,2を争う超レアエフェクターで、誰でも音を聞いてみたいと思うはず。
参考にさせていただいた回路図は、FFFworksさんのブログだ。なんと最初期のクワッドオペアンプバージョンを解析してくれた。本当に感謝である。
今回も回路図と写真だけが情報源である。で、今回はちょっと凝ってみて、基板を小さくする為にも、PCBレイアウトを作ってみた。本物のOD-1よりも電子スイッチ部分をカットしているので、かなりコンパクトになる。左の写真はクリックで拡大するので参考にして欲しい。松美庵はペイントソフトが苦手なので、パーツレイアウトは手書きにさせてもらった。
レイアウトを作ったソフトは「KBAN」。ちょっと古いソフトらしいのだが、直感的に操作出来るので使わせていただいた。この手のソフトはあまり使い慣れていないので、最初はとまどったが、慣れてくるとスイスイ書ける様になった。
で、問題のオペアンプだが、すでにRC3403は絶版となっていて手に入らない。そこで以前に買っておいたグヤトーンのイコライザ基板にTL064と言うクワッドオペアンプが2個も乗っているので、こちらを使うことにした。80年代初期の物だから、そこそこだと思う。新たに購入する場合はTL074で代用が利く。
部品表も作ってみたので参考にしていただきたい。部品点数も少なく、比較的作りやすいのではないかと思う。
PCBレイアウトを作ったは良いが、結局はユニバーサル基板で作る予定な松美庵であった(^^ゞ。
2005.03.21
次の「製作」でレイアウトのUpdateしているので、そちらも参考に。
BOSS
OD-1音量アップも参考に... 2006.10.22
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