ちょっと前まであまり回路図等出回らなかったのだが、ここへ来て回路図やPCBレイアウト等だいぶ出てきた。そろそろ公開しても大丈夫な雰囲気だし、自分でも良質なFuzzが欲しくなったので作ってみることにした。
そして今回は人気機種なのに部品点数が少なく、比較的作り安いので、初心者の方でも判るように説明していく予定。判っている方々には多少くどい説明になるかもしれないが、我慢して最後までお付き合いをしていただきたい_(._.)_。
Fuzz
FACTORYとは?
Z.VEXと言うメーカーで作っている、最近やたらと話題のFuzz。と言ったら良いのだろうか?。松美庵はあまりFuzzに詳しくないので、うまく説明出来ない。とにかく発振したりして変態系のエフェクターとして有名になったが、良質なFuzzの音も出るらしい。
まずは参考資料集めだ。右の回路図は87boyさんがどこかの掲示板で見つけてきたらしく、提供してくれた。感謝です。
それと、たぶんフランスのホームページだが、こちらでは写真やPCB、回路図等かなり詳しく載っている。本物そっくりに作るならココを参考にしたい。
PCBパターンをnakimusiさんが作ってくれた。感光基板を作る時には重宝するはず。PCBEというソフトのファイル形式になっているので注意。
nakimusiさんに感謝である!
ケースや部品に合わせて、松美庵がレイアウト図を作ってみた。ユニバーサル基板の縦9穴、横10穴で収まる。なので指定のケースでなくても入る。
ちなみに基板は部品面から見た図である。自作サイトに掲載してあるレイアウトはほとんどが部品面から見た図なので、この際覚えておこう。
また、ポットは背中から見た図である。これは実際にケースに組み込む際、見易いように配慮してあり、こちらもほとんどのサイトが背中面だ。
しかしなるべくなら回路図とレイアウト図を見比べ、自分で確認、納得しながら作業を進めていただきたい。100%レイアウト図に頼るような製作のやり方は禁物であり、製作に関しての理解を深める為にも回路図を読めるようにしていただきたい。
そして資料が揃ったら次は部品集め。とりあえず今回は誰でも作れるようにタカチのケースを利用し、本物とは違ったデザインで製作予定だ。それを踏まえての部品表を作ってみた。価格は抵抗等一般的な物は標準的な価格で、特殊なものはGarrettaudioさんを参考にさせていただいた。通信販売を利用するなら、Garrettaudioさんやタッキーパーツドットコムさんでほとんど揃う。問題はケースだ。松美庵はいつも秋葉原で買うが、通販では見たことが無い。たぶんどこかでやっているはずなので、探して欲しい。また松美庵に教えていただきたい。
忘れてならないのが配線材やハンダ。松美庵はハンダはKester(タッキーパーツドットコム)配線材はベルデンの24G撚り線(Garrettaudio)を使っている。その他色分けしている配線材は国産の普通の2ミリ撚り線を使用。
さぁ準備は出来たので製作に移りましょう!
2005.06.30 最終更新2006.01.03
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