意外とアッサリ出来上がったFuzz
FACTORYだが、各ツマミの説明からはじめよう。
上段左がVolume。右がDrive。ここまでは普通のFuzzと同じだ。
下段は左から、Gate、Compress、Stabilityの順で、独特なコントロールなようだ。
Gateは名のごとく音の入り口を開けたり締めたりするような感覚。ようするにFuzz独特な、音がプチっと切れる作用をコントロール出来る。
Compressはピッキングニュアンスをコントロールできるみたいだ。プープーからキーキーまで自在。
Stabilityは回路的に言うと電圧の調整。しかし、音的には発振音の調整というか、表現しようが無い変な動きだ(^_^;)。
とりあえず英語だがZ.vexのホームページにセッティング例や各ツマミの説明等が載っているので見ていただきたい。セッティング例に沿って音出ししてみたが、ビッグマフみたいな音からプチプチ切れる音や、オクターバーみたいな音まで出せる。
話題の発振もやってみたが、いろいろと音程を変えられるのが面白い。また、音を出している時は発振が無く、音がなくなると発振し始める、フィードバックみたいな効果も出せそう。
松美庵のようにFuzzをあまり使わない身には、これ一台で全てOK!って感覚だ。自作なら割安に出来るので、是非作っていただきたい一台だ。
2005.07.01
その後掲示板で、jpsさんが「ギター本体のボリュームを下げることによって発振音がギター音にどれくらいかかるか調節できます。」と教えてくれた。
それで早速やってみた。
電池だと音にバラ付きがあるので、ACアダプター前提。
Drive 3時
Gate 3時半
Comp 2時半
Stab 4時
このセッティングと出力の弱いストラトで、ギターのボリュームを上げ下げするとワウの汚い音みたいな効果が出た。
ギターの出力でかなりセッティングが違うので微妙に調整していただきたい。
更に「前にワウをつなぐと発信音をペダルで操作できますよ。あんまり踏み込むと音が消えますが、微妙に微妙にワウを踏み込んでいくと面白い音がします。たまにマシンガンみたいに連打になります(笑)。」とのことらしい。今度やってみよう。
このようにいろんな使い方があるようなので、面白いセッティングが出来たら、掲示板で報告していただきたいです。
2005.07.16
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