さて、パーツも揃ったので基板の製作に入ろう。左の写真ではケースの穴あけが終わっているが、松美庵は他のパーツが遅れたので、先に穴あけだけやった。
まずは前ページで紹介したレイアウト図に沿ってユニバーサル基板に配線を書き込んでいく。油性のマジックなら何でも良い。
そして部品の配線をするのだが、本来なら背の低い抵抗から始めて、背の低い順に付けていくのだろうけど、松美庵は関係無くINから作っていく。そのためには基板を浮かす工具も必要になる。無ければガムテープの芯とかを利用すると良い。
ユニバーサル基板ではパーツとパーツのあいだを、パーツのリード線を利用して配線していく。その際の注意点だが線同士を重ねないこと。線同士を付けたい位置できちっと切ることだ。右写真参照。そのように配線していくと間違えが少なく確実な配線が出来るようだ。
今回の回路ではリード線が足りなくなる個所は左側のアースだけだ。これは余ったリード線を継ぎ足したりして工夫しよう。
その他の注意点は電解コンデンサの向きを間違えないこと。レイアウト図の+と書いてある方にプラスを繋ぐ。電解コンデンサの色がグレーになっている方がマイナス。あるいは足の長い方がプラスだ。
もうひとつの注意点はトランジスタの向きだ。レイアウト図に書いてある向きで良いが、AC128は判りづらいので補足すると、品番の印刷してある方を上に向けることだ。
レイアウト図と逆さま(上側)から見た写真。→ 一応データシートをリンクしておく。AC128 2N3904
←放熱クリップ使用中
忘れてはならないのが放熱対策。トランジスタに直接ハンダ付けするので、放熱クリップを使うと良い。これはホームセンターとかでも200円ぐらいで売っているので、是非揃えておきたい。
とりあえず基板は完成!松美庵は有り合わせの抵抗を使ったので、ちょっとレイアウト図とは変わってしまった。AC128はリード線を長めに取って置いて、写真のように寝かせないとケースに収まらない。
ここまで出来たらもう少し!組み込みに移ろう。
2005.07.01
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