まずまず簡単に製作できたブルブレAV(ア○ルトビ○オではない)。
2台目となるブルース・ブレーカーだが、今回は別バージョンで部品定数が違う。そしてループBOXを兼ねて製作してみた。
では操作部から紹介していこう。
ま、オリジナル通りなので説明は不要。
ジャックが4つある。上段がループで右側がSEND、左側がRETURN。下段は通常通り右がIN、左がOUT。
ブルースブレーカーがONの時にLEDが点灯する。LEDが消灯する時はループ側になる。ループに何も繋がなければトゥルーバイパスとなり、ごく普通のエフェクターとして機能する。
肝心の音だが、前回作ったバージョンよりも高音の出方が変わった。
前回のは高音がギラギラしていて、ちょうどシングルコイルのノイズと同じような周波数帯が強調され、ノイズが目立っていた。
今回のバージョンは、上記周波数帯よりも上を強調しているようで、ギラギラというよりもシャリシャリになった。当然目立っていたノイズは抑えられた。
ノイズを抑えたという点では、このバージョンは後期なのかもしれない。前期バージョンで目立っていたノイズを改善した、というようなストーリーが想像できる(あくまでも松美庵の妄想)。
しかしこのノイズの周波数帯がブルース・ブレーカーの特徴でもあり良さでもあった。高音は出ているのだけどキツくなく丸い高音だった。今回のバージョンでもキツくは無いが、個性が失われてしまったように感じる。
別な歪みとしてみればかなり良い部類に入る。シャリシャリした高音はトーンコントロールでザラザラした感じにもなり、豊かな中低音と共に枯れた音を出してくれる。
ブルース・ブレーカーが初めてな人は是非前期バージョンも作って比較していただきたい。それぞれの良さがあるので、ニュアンスは似ているが別物として扱った方が良いと思う。結局、切り替え式にするのがベターかな(^^)。
2007.05.18
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