Guyatone HTD-1 DC出力の増設
Power Supplyの製作




かなり気に入っているGuyatone HTD-1。次回のライヴで使いたいので、極力軽量化をしようと思い、内蔵トランスを使って外部に9Vを供給出来るように改造する。これでACアダプター分の軽量化になるし、ステージでの配線がちょっとだけラクになる。

このHTD-1は真空管ドライヴなので、電源のトランスが内蔵されていて、テスターで測ってみると、トランスから15V、そこからドロッパーICで12Vになっている。その12Vからちょっと電源を拝借して、9Vにしてから外部へ供給しようと考えた。

まずは12Vから9Vに変換する回路だ。これはひよこのページさんのパワーサプライを使わせていただいた。そちらに回路図と説明、部品表まで載っているので参考にしていただきたい。

余っていたユニバーサル基板で回路図通りに作ってみた。松美庵はパワーサプライは初めて作るのだが、本当は7809というICに放熱板を取り付けなければならない。このICを買う時に専用の物を一緒に買ったが、今回はケースに直接ネジ止めすることにしたので、ケースが放熱板の役割をする。専用の放熱板はICに差し込むだけで固定できて、しかも90円だった。お手軽なので一緒に買うと良い。

これぐらい単純な回路ならレイアウトは要らないでしょう。とりあえず小さくすることを第一に考えて作った。出来上がったので、仮に接続してみたが、一発で9Vになっていた。

基板が出来上がったので、ケースの穴開けだ。結構分厚い鉄板なので、ドリルの刃がダメになるかと思ったぐらい、開け辛かった。最後に10ミリの刃で開け終わったら、リーマーで穴を広げた。左写真のようにバリが残ってる。これを取るだけでもかなり大変。平ヤスリと丸ヤスリを駆使してやっとバリ取り。

穴も開けて準備が出来たので、基板を取り付ける。左写真で見難いだろうけど、ヒューズホルダーのネジを利用して後ろ側に付いている。各配線をして完成!

←まぁまぁ綺麗にまとまった。

とりあえず、これでコーラスとディレイぐらいは電源供給できるので、便利になった!。

2005.07.30

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