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BOSS CE-2B トゥルーバイパス化

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BOSS CE-2B トゥルーバイパス化

BOSS CE-2B トゥルーバイパス化

いきなりだけど、ある方から「自作CE-2を作っていただきたい」と頼まれた。しかしCE-2は素人工作員さんのプリント基板が無いと作れない...。そこで考えたのがCE-2Bの中古を自作CE-2と同じようにMODし、更にトゥルーバイパスにしたらどうか?ということになり、今回の改造が始まったのである。

はっきり言ってCE-2Bを改造した方がはるかに簡単で安上がりである(~_~;)。

回路の改造はCE-2BをCE-2αにしてみるを参照していただくとして、ここではトゥルーバイパスについて解説していこう。トゥルーバイパスに関してもBOSS SD-1トゥルーバイパス化とほぼ同じなのだが、基板やパーツが違うのでその辺だけを解説する。

では順を追って改造箇所をまとめてみよう。以下は純正の回路図を元に決めた。

  • 基板の3番と4番をショート。これはCE-2BがACA-100アダプターに準じているので、ノーマル状態では電圧を抑えている。普通の安定化9Vでは電圧不足になるので、ここをショートして使えるようにする。
  • Q9をはずす。電子SW関係。
  • R22をはずす。電子SW関係。
  • 右写真のようにR22の左とQ9の左を4.7k抵抗で繋ぐ。電子SW関係。

ここまで終わった時点でエフェクトが常にONになっているかをチェック。LEDが消えているのにエフェクトが掛かっていれば成功。

  • 基板の14番と15番をショート。LED点灯関係
  • R51をショート。LED点灯関係

ここでミレニアム・バイパスの基板を作ろう。専用のページを作ったので参照していただきたい。

ミレニアム・バイパスのユニットとLEDのユニットをリード線を利用して合体。更にホットボンドを使って絶縁対策とLEDユニットに接着した。

基板の16番から出ている線を撤去、これは電子SWへ行っている線なので不要。

そしていよいよフットスイッチへの配線だ。手書きで申し訳無いが配線図を描いてみた。一応、入出力関係はベルデンの撚り線を使った。

フットスイッチへの配線も終わったので、ミレニアム・バイパス他がうまく作動するかをチェック。ちゃんと一発でOK。

ケースの加工等はSD-1のページを参照していただきたい。

 

 

完成→

 

 

 

試しに自作CE-2と聞き比べてみた。可変抵抗のカーブで若干操作が違うが、ほとんど同じ音が出た。トゥルー・バイパス化による音量の違いも無く、スイッチも自然な感じで切り替わってくれる。

CE-2でMODしたい方は上記ご一考あれ!

2006.10.15

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