レビューにも書いた通り、CE-2Bはこのままでも充分良いエフェクターであり、改造するにしても元の音が出るように切り替えスイッチを付けたいと言う事になった! 元々この改造を知ったのはやまちさんが掲示板で提供してくれた情報である。
その後、TonepadでCE-2の製作記事が発表され、そこに新たな改造方法も載っている。
とりあえず松美庵の目標はCE-2B元の音を残しつつ、CE-2の音と切り替えられるようにしたい。音を聞いた限りではコンデンサひとつの違いだけではなさそうだ。
双方の回路図:CE-2:CE-2B
そこではたして切り替えスイッチを増設できるかどうかと、その他のパーツはCE-2と同じなのかを検討すべく中身を見てみた!
やはりパーツは違っていた。まずオペアンプがNEC製からJRC製に変わっている。これは仕方ないことなので、保留。
トランジスタが全部違っていた!まずCE-2では2SC945だったところに2SC1140が付いている。
また2SC732が付いていたところに2SC2240が付いている。
これは音を左右する要素は充分もっているので要検討だ!
スイッチが増設できるかどうかだが、右写真のようにポットの下側に横向きに小さなトグルスイッチなら入りそうだ。
では改造計画!
- CE-2とCE-2Bの切り替えスイッチ増設。
- INTENSITYの切り替えスイッチ増設。
そしてCE-2と聞き比べてなるべく近い音にする為に段階を考えた。
第1段階:C14コンデンサの切り替え。
第2段階:トランジスタの交換
第3段階:オペアンプの交換(JRC→NEC)
第4段階:コンデンサの交換(ポリ→マイラ)
第5段階:ダイオード等の見直し
以上を段階的に行い、どこでCE-2と同じ音が出るかである。
2006.01.11
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