久々に歪み以外を作ってみた。ちょっと改造したので作るのに手間取ってしまったが、比較的簡単に作れるのではないかと思う。
まず、操作部から説明しよう。ひとつだけあるツマミはSensitivityでワウの掛かり具合を調整する。左側にスイッチは、掛かり方の反転スイッチ。上側がUpで「ワウ」っていう掛かり方、通常はこちら。スイッチ下側はDownで「コワッ」という掛かり方。
フットスイッチはバイパスかエフェクトかの切り替えで、トゥルーバイパス。エフェクト側になると上のLEDが点灯する。
さて音だが、このワウは滑らかさが特徴だ。ギターの音はどうしてもピッキング時にピークが来るので、オートワウはそれに反応しどうしてもギクシャクしてしまう。でも、このFunky Wahはピッキング時もその後も反応が遅いのだ(^_^;)。
カッティングの時なんかは、うまく調整すればピッキングの強弱で「クワァ〜ウ」っと言う感じにもできるし、ペダルワウみたいに自然な感じだ。
もちろん、Sensitivityの調整で反応を良くすることも出来るので、「ギャウ〜」という音も出すことができる。
スイッチのDownの掛かりはあまり良くない。コード弾きとかなら反応するが、ソロ弾きでは掛かり方が弱い。
また、内部で歪んでしまうのも欠点だ。特にハムバッキングのギターでは歪み過ぎ。
なので、主に歪ませてソロ弾きか、シングルコイルでのカッティング向きって感じですね。とにかく滑らかなカーブを描くオートワウということで一台あると中々重宝すると思う。
2005.10.18
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