だいぶ前にたまたま回路図を見つけたので作ってみた、VooDooLABのオーバードライヴ。
作る以前からオークション等で見かけて気になっていた。DODの250系統の音とか...
回路図はどこで見つけたか忘れてしまったので、自前で掲載しておく。
さてこれもまた、回路図だけの情報でPCBレイアウト等は無い。でも回路は単純なので、端から配線していけばさほど苦労しないで作れる。ただ見ての通りジャンパだらけの基板になってしまったが..。クリップダイオードを交換できるように、ICソケットを利用している。
たしかこれは初めてMXRサイズに挑戦した時の製作で、まだ手馴れていない。ケースはタッキパーツドットコムさんでEddystoneの物を買った。しかし、フタのネジがきつ過ぎて緩められなく、ネジ山を潰してしまった。タッキーさんにメールで事情を説明したら快く交換してくれた。さすがアフターサービスが良い。しかし、新たに送られてきた物も、似たようにネジはきつかった。ネジの受け側(本体側)のネジ切りが曖昧なのだと思う。ネジ山を潰すほどではないので、これで我慢することにした。どちらにしてもEddystoneの製品は2度と買えないな。
基板が出来上がって組み込む前に音を出してみた。Gainツマミを絞ると異常に音がこもる。これは耐えられないので、ちょっと定数を変えてGainツマミをトーン代わりにした。
では具体的に改造箇所を説明しよう。
Gain可変抵抗の手前に2.2KΩの抵抗を入れ、1μFのコンデンサを0.022μFに交換。これでスムーズにトーンコントロールできるようになった。
問題のGainは、オペアンプ1番と2番のあいだに470KΩの抵抗がある、これを33kΩに替え更に1MΩの可変抵抗を付けた。ここの抵抗値を可変すれば音質が変わらずにゲインを変えられるとことは、Guv'norの改造で経験済みだ。
ただ、この頃はメインの歪みを模索していた頃(現在もそうだけど)で、改造によって何とかしようとしていた。現在は一通りの歪みは揃ってきたので、VooDooのオリジナルの音も出したいと思っている。なので、暇ができたらオリジナル回路に戻してみようと思う。
2005.0128
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