Dual Boosterの製作
Vintage One & S.Duncan Pickup Booster

最近は2個まとめるのが好きになっている松美庵だが、今回のは中々組み合わせが良かった。早速ご紹介しよう。

Dual Boosterとは?
他の用事でGarrettaudioさんのTrページを見ていたら、2SC696を発見!。エッ?、これビンワンの石じゃん!。松美庵はVintageOneを作るためにこの石を秋葉原中探し回ったのだが、無くて代替品のTrでVintageOneを作ったのであった。

一瞬買い締めしようかと思ったが、ここは我慢!、自作ユーザーみなさんに使ってもらわなければならぬ。2個だけ購入した。1個は以前作ったVintageOneの石だけ交換。もう1個が今回作るDual Boosterに使おうと言う訳。

それとStomper!!のケイズさんがセイモア・ダンカン Pickup Boosterの回路図を起こしてくれたので、そちらも作る予定があった。

そして何を考えたか試しに2つのブースターを直列で鳴らしてみた。これが中々イケる!。中音の足りないVintageOneとエッジ感の無いPickup Booster、お互いの欠点を補うような音。よ〜し2個入れちゃおう!。と言うことでDual Boosterと名付けました。

今回は最初から2個を一緒にするつもりなので、基盤のレイアウトから2個分にした。VintageOne「土日で作るオリジナルエフェクター」と言う本に載っているので、著作物を侵害してはいけない。ここでは回路図を載せられないので、詳しい製作記事は割愛させていただく。

前置きが異常に長くなったが(^_^;)、VintageOne部分から作り始めた。左上の写真を参照していただきたい。たったこれだけの部品だ。しかも今回は敢えて安いパーツだけで作ってみた。最初に作ったVintageOneは高級パーツだけで作ったので、聞き比べてみたいと思ったのだ。また、VintageOneのDRIVEツマミはほとんどピンポイントなので、半固定抵抗にした。

左写真がPickup Boosterも含めて完成した基盤。縦13穴、横18穴で結構キツキツ。特にコンデンサが大きかったので、予定外にきつくなった。

MXRサイズのケースに穴あけも終わり、最初にフットスイッチとLEDの配線。LEDはいつも通りホットボンドで接着。LEDのカソードは直接フットスイッチに配線。アノードは2.2kΩの抵抗を介してACアダプタージャックへ配線。熱収縮チューブで絶縁した。

そして各配線を行った。一応今回はアウトプットジャックで1点アースにした。またフットスイッチはエフェクター全体のON/OFFで、個別ブースターの切り替えはON/ON/ONのトグルスイッチを利用した。

DPDTだが、トゥルーバイパスしなければブースターの切り替えと直列が可能だ。もちろんフットスイッチではトゥルーバイパスなので、生音が損なわれることはない。各ブースター単体で使った時に、もう片方のブースターに信号が流れ込むので、若干音が変わってしまう。

可変抵抗が3個とトグルスイッチが2個なので、配線はまたもやゴチャゴチャしてしまった。ケースのフタを締めるのがやっとで危ないので、これまたホットボンドで絶縁対策をしておいた。

一応完成!、音出しもOK。レビューはこちら。

2005.06.22

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