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Z.vex Super Hard On の製作

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Z.vex Super Hard On の製作

超かんたん!! Z.vex Super Hard On の製作

最近、妙に話題になっているZ.vex製品だが、Fuzz Factoryに続いて今回Super Hard Onの回路図が見つかったので、自作してみようと思う。これは前回のFuzz Factoryよりも更に簡単で、しかもどのパーツも入手しやすい物ばかり。これは作るしかないだろう!

ではまず資料集めから始めよう。回路図はBiting Ratさんが見つけてきてくれた。それを元に部品表を書いてみた。ついでに心臓部であるBS170のデータシートも載せておく。

そしてBiting RatさんのホームページでSHOのプリント基板プレゼントという企画に応募(^^ゞしたところ、見事当選してしまった!基板も無事届き、合わせてレイアウトも公開してくれたので、そちらのレイアウトで作ることにする。

さてプリント基板があると作業は楽だ、基板だけだと5分ぐらいで作業が終わってしまった。

最初にダイオードと寝かす抵抗を付けて、トランジスタ、立てる抵抗、コンデンサの順で付けて行った。

 

可変抵抗その他を仮配線して、回路実験機でテスト。みごと一発でOK!これもプリント基板のおかげだ。

同時に音の違いを聞き比べてみた。

ポットを最低にするとバイパスと同じ音量になるので、バイパスと切り替えながらヘッドフォンで聞き比べてみた。

結果としては、ほぼ同じ音。しいて言うなら低音で音を伸ばしながらバイパスとエフェクトを切り替えていると、エフェクトになった時に若干音量が上がる。なのでたぶん低音が若干強いのであろう。音量を上げると本当に若干低音が出ているのが聞き分けられる。

かなり時間を掛けてテストしたが、聞き比べても判らないレベルだ。これは電子スイッチの良し悪しを聞き比べるよりも難解なぐらい同じ音が出ている。従って、リニアなブースターということですな。

エフェクトボードの入力バッファに使うのには最適かもしれない!

なので、松美庵としては単体のケースに入れることはやめて、何かのエフェクターと合体とかギターに内蔵とかすると思うので、今回はここまで。

最後に実態配線図の代わりというか、写真を載せておく。上の左から、白がINPUT、黄色が9V、緑がOUTPUT、紺がアース。可変抵抗の配線は、トランジスタのすぐ下からは可変抵抗の3番、その下から2番なのだが、これはアースなので敢えてここから取る必要も無く、ケースレイアウトによってはアースのどこから取っても良い。ケースへの組み込みは配線参考図を見ていただきたい。

プリント基板を提供してくれたBiting Ratさんに感謝いたします。おかげさまで超簡単に作成できました。

2006.08.15

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