プリント基板のおかげで簡単に作れたDS-1。製作記はこちら。
まずは操作部から説明しよう。ツマミの右からDistortion、Tone、Volumeの順だ。BOSSのオリジナル機はToneが左に来るのだが、使いづらそうなのでこのようにした。
早速音を出してみよう。DS-1は松美庵にとってはコモったイメージや中音ばかり出る印象があるのだが、音を出してだいぶ印象が変わった。
Distortionツマミを最大にしてみる。ドーンと低音から高音まで迫力ある歪みでコモった感じは無い。
トーンは1〜2時方向ぐらいが良いようだ。上げすぎると高音ばかりでラジオみたいな音になり、下げすぎるとやはりコモる。BOSSにしては設定範囲が少ないことは珍しい。
Distortionツマミも2時方向よりも上げないと鼻詰まりの音になる。要するにピッキングの音が消されてプープー、さらに中音強調したような音になり、とても使えた音ではない。まぁ、ゲインを下げたい場合はSD-1やTSを使えば良いことだし、何と言ってもDS-1はフルゲインで使うのが一番良いようだ!
フルゲインにしても嬉しいことに、音が潰れずちゃんと音の芯がしっかりしていて、腰のある音に仕上がっている。
また音圧感もすごく、「自分のギターPUはこんなに出力が高かったか?」と思わせるような錯覚に陥る。なので、ピッキング・ハーモニクスやライトハンドでも迫力を失わず綺麗に音が出てくれる。まさにギターの腕が上がったかのように感じるのだ!やっぱこれがエフェクターの基本でしょう(^o^)丿
やはり最初期型に近い定数のおかげか?!DS-1がこんなに良いエフェクターだとは知らなかった。
2005.12.30
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