ShortCake の製作 その3「レビュー」

FatBoostとの合体エフェクターになったShortCake。とりあえず一機種ごとにレビューする。

まずは操作部から説明しよう。ツマミは上側の白いツマミとスイッチだ。左からVolume、PresenceSW、Driveとなっている。フットスイッチは左側でON/OFF出来、完全にFatBoostとは分離出来るようにしてある。

音はDriveをゼロにすると生音から出る。生音は原音よりちょっと太くした程度で、素直な印象を受ける。そしてDriveを上げていくと徐々に歪んで行き、最後はハイゲインディストーションのような歪み方になる。

Driveを上げていくとだんだん音がコモるようになり、Distortion+とは逆の動きをする。Driveをいっぱいにして、かなりきつい歪になった時にトグルスイッチをPRESENCE側にすると丁度良くなる。当初クランチで鳴らしている時は、PRESENCEスイッチは必要無いのでは?と思ったが、Driveをフルにして意味が判った。

クランチ気味でも使える!。生音から素直に歪んでくれるので、アンプの個性を失わずに歪ませることが出来る。ただ、アンプの設定次第だが、高音側がチリチリ言う。って言うか、弦を弾いて音が減衰した最後にチリチリと残ってしまう。この辺を考慮してアンプをセッティングしなければならない。アンプのTREBLEを絞るとチリチリは止まった。

どちらかと言うと、ディストーションとして使った方が良い結果が得られるかもしれない。

2005.05.31

その後スタジオで大きい音で鳴らしてみた。
クランチでは、アンプの音をそのまま歪ませたような感じで、結構良かった。
また、ツマミを2時方向ぐらいできつくすると、高音がほど良く削られ、低音がド〜ンと出てかなり良かった。
クランチも使えるが、やっぱきつめな歪みでディストーションとして使うのがベストだ。

2005.06.07

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