またまた、ジャンクのアンプを買ってしまった。今回もFender製で525円!。アンプは良さそうなのが安くあったら買うことにしている。トランスやヒューズ等、電源関係だけでも部品取りとして役立つから。それに回路の勉強にもなるしね。
電源は入るが音が出ないとのことでジャンクになっていたが、見たところエフェクト・リターンのジャックが割れて壊れている。たぶん、ここで信号が繋がっていなければならないとこをジャックが壊れて分断されて音が出ない、と判断した。
分解のやり方等はFender SL-15DX
の修理を見てもらうことにして...、中身を見たところ、予想した通り壊れているジャックのとこを繋いであげたらちゃんと音がなった。
その他は各ツマミのガリがひどいので、接点復活材を吹きかけてツマミをグリグリ回し、しばらくしたら治った。
あっけ無く、修理完了!でも、勉強の為に回路図を取り始めた松美庵だった。
今回は電源関係のことも知りたかったので、全ての回路を拾い取った!回路取って回路図にするまで、かなりの時間を費やしてしまった(^^ゞ。
でもいろいろなことが勉強になった。知っている人にとっては当たり前なのだろうが、整流ダイオードが4個でブリッジダイオードになることとか。パワーアンプICが小さくて、しかもほとんど周辺回路無しでスピーカーへ行っていることとか...
せっかく回路を取ったので、ディストーションとして使えるように、ラインアウトを付ける事にした。回路図があると簡単!パワーアンプICへ行く直前にジャックを付けるだけ。このアンプの場合はエフェクト・センド・ジャックへすでに行っている。
このままではスピーカーからの音が消えないので、ちょっと改造することにした。ジャックがスイッチになっているので、基板パターンを分断して、プラグを挿すと信号がパワーアンプICへ行かないようにした。
とりあえず完成!でもこのアンプ、他のFenderに比べると音が悪い!いずれ電源部の部品取りになってしまう運命かも...
2005.10.10
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