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オペアンプのソケット化

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オペアンプのソケット化

オペアンプのソケット化

各エフェクターに共通の課題、オペアンプのソケット化に挑戦しよう。

←エレハモのジャンク基板を使って説明して行こう。この基板はノイズゲートとのことだが、動かない。しかし変わった4558が付いているので、部品取りするついでに写真撮りした。

まずはオペアンプ8本の足を表裏で確認する。

裏側の確認ができたら、「はんだ吸取線」を使ってきれいにハンダを吸取る。

コツとしては、写真のように吸取り線の上に半田ごてを押し付けて、ハンダを溶かすような感じ。中々溶けない場合は、コテ先に新しいハンダをわざと溶かして、呼び水のようにコテを濡らしておくとスムーズに行く場合が多い。

はんだ吸取線のパッケージに簡単なマニュアルが書いてあったのでスキャニングしてみた。

ある程度吸取ったら、小さいマイナスドライバ等で軽くオペアンプをこじってみる。多少ガタガタ動くようだったら、マイナスドライバを挟んだまま、裏側をコテで暖めるとスポっとオペアンプが抜ける。

 

オペアンプを抜き終わったところ。

次にソケットを差し込んでハンダ付けする。これは通常の自作の時の作業と同じ。あまりコテを長いこと当てると、ソケット自体が溶け始めるので、素早く作業を行う。

コツとしては、ソケットの足を基板パターンに沿って折り曲げ固定することだ。これをやらないとソケットが浮き上がって付いてしまうこともしばしばあった。

向きを間違えずにオペアンプを差し込んで完成!

念のために、各配線がちゃんとオペアンプに行っているかをテスターで調べておく。テスターの片方を基板の裏側パターンへ、もう片方を表側のオペアンプの足へ付けて導通しているかを確認。

これでオペアンプを自由に交換できるようになった。ハンダ付けが出来る人なら、誰にでも出来る改造なのでお勧めだ。

2005.02.03

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