エフェクター 自作 改造 製作 ハンドメイド・エフェクター ギター改造 モディファイ |ギター・エフェクターの自作改造【松美庵】

エフェクターケースの穴開け

Sorry,Japanese only.
ギター・エフェクターの自作改造 松美庵
matsumin's Home Page
現在位置 >TOP> 豆知識&マニュアル> エフェクターケースの穴開け

エフェクターケースの穴開け

エフェクターケースの穴開け

自作エフェクターに共通の課題、エフェクターケースの穴開けについて解説しよう。以下は松美庵が勝手にやっている方法で、もっと効率良く綺麗に出来る方法があるのかもしれないが、とりあえず松美庵の知っている限りのことを解説していく。

まず最初に部品点数が多い場合は、各部品のレイアウトを検討する。→

基板を収納するコツとしては、可変抵抗と基板を2段重ねにすることだ。なので本来レイアウト的に考えれば可変抵抗のあいだにトグルスイッチを配置した方が見た目良いのだが、基板収納の都合で右写真のようになる。

レイアウトが決まったら、左写真のように簡単で良いから寸法図を書いて整理する。左写真では、電池収納スペースをフットスイッチで決めている。フットスイッチのセンターで30ミリになっているが、実際組み上げたところ、ちょっとしたドリルの加減で30ミリではきつくなってしまった。なので、32ミリにした方が良いと思う。

上写真MXRサイズケースはフットスイッチ32ミリ、ジャック52ミリまでは、ほとんどの場合決まってしまう。自由が利くのは可変抵抗の位置だけだ。可変抵抗の位置は何個かによって位置を変えた方が見た目良い。3個ならば上から15ミリぐらいも良いが、2個だと20〜25ミリが良い。

寸法図を書き終えたら、油性マジックでケースに直接マーキングし、センターポンチを打ち込んでいく。ダイキャストケースはポンチ使っても大丈夫だが、エレハモケースのような薄いケースはへこんでしまうので、マーキングだけにしておく。

さあいよいよ穴開けだ!。松美庵は最初に全ての穴を2〜3mmで開けてしまう。いきなり大きいドリルの刃を当てて、寸法が狂うのを防ぐためだ。左写真のように何かの上で作業すると良い。松美庵はドリル刃ケースの上でやるが、ガムテープロールの上とか、とにかく床に穴を開けないように注意が必要だ。また、穴が大きくなると貫通した瞬間にケースごとクルクルっと持っていかれてしまい、手や指に怪我をするので注意してもらいたい。ギタリストは指が命ですからね。

一番小さな穴から寸法を合わせていく。まずはON/OFF用のLED。これは種類によって違うが、LEDの規格寸法のままで良いみたいだ。要するに3ミリのLEDを買ったら、穴も3mmでOK。次に小さいのはトグルスイッチで大抵は6mm、可変抵抗は7.5mmだ。ここまで開けたらこの辺で残りの穴を開け広げておく。その次に小さいのはジャックだ。普通は10mmで丁度良い。フットスイッチ、ACアダプタージャックを10mmで広げる。うちのドリルは10mmまでなので、これ以降はリーマーで広げることになる。現物合わせで、それぞれ穴を広げる。

穴あけが完了したら、各部品を通してみる。特に可変抵抗は種類によってサイズが違う場合が多いのでちゃんと現物合わせをしておく。

油性マジックを除光液で消してとりあえず完成。あとはヤスリとピカールで鏡面仕上げにしても良し、もちろん塗装しても良い。松美庵は横着なのでそういうことはあまりやらない(^_^;)。

2005.02.13

現在位置 >TOP> 豆知識&マニュアル> エフェクターケースの穴開け
姉妹サイト ギターエフェクター専門レビュー【松美庵】 松美庵のジャンク日記 BOSSエフェクター専門レビュー【松美庵】
Marshallエフェクター徹底研究【松美庵】 旅・温泉&銭湯ブログ マルチエフェクター専門レビュー【松美庵】

copyright(c). ギター・エフェクターの自作改造【松美庵】all rights reserved.