エフェクト・2ループ切り替えを作る場合や内蔵2回路のエフェクトを切り替える場合は、3PDTでLEDを光らせようとすると使っていない方のINが宙ぶらりんになり、ノイズを拾ったり歪みがきついと使っていない方の音が漏れていたりする。
INをGNDに落とすとノイズや音漏れはなくなることは、単体エフェクターのトゥルーバイパスでもやっていてご承知の通りだ。
そこでLEDのONとフォトカプラーを連動させて、使っていない方のエフェクターのINをGNDに落とそう、ということをケイズさんが考案してくれた。
で、今までUglyFaceに使うような高価なフォトカプラーしか知らなかったのだが、秋月電子やサトー電気に100円以下のフォトカプラーがあることを知り、手軽にスイッチに組み込めるようになった。
早速松美庵は以前からの懸案事項であったTube Driverのチャンネル切り替えに使った。それを参考にえーのさんが内蔵2回路切り替えで試してくれた。ついでに実態配線図も作ってくれたので、この記事の公開と言う運びとなった。
えーのさんも松美庵もTLP521というフォトカプラーを使っている。フォトカプラーの種類によっては電源からの1k抵抗を若干変えた方が良い場合もある。ちなみに松美庵は実験の時、この抵抗を470Ω→100Ωと試したら、抵抗が異常に熱くなりフォトカプラーが壊れてしまった(~_~;)。気をつけていただきたい。
この実態配線図は「エフェクターA,エフェクターB」の部分をジャックに置き換えれば、2ループ切り替えも出来るので大変応用が利くと思う。
回路を考案してくれたケイズさん、配線図を描いてくれたえーのさん、この話題のきっかけを作ってくれたtakerockさんに感謝いたします。
2006.12.30
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