真空管ドライヴを作ろうと思い、いろいろと探していたらたまたま良い回路を見つけた。この回路図の右上にある15Vを48Vに昇圧する回路だ。48Vあれば「土日で作るオリジナルエフェクター」に載ってる2つの真空管エフェクターも製作可能である。それに15Vなら安定化済みのACアダプターも持っている。(こちらの物はプラスとマイナスを付け替える必要があります)早速48Vを作る事にした。
こちらのコンバータ部分だけ独立して作り、昇圧した状態で真空管ドライヴのテストをしたい。とりあえず基板レイアウトと部品表を作ってみた。ハンダ付けに自信の無い人はこの部品表にプラスして、16ピンのICソケットを用意すると良いでしょう。
制作費も500円ぐらいだし、ACアダプターを買ったとしても電源関係は1200円ほどで間に合ってしまう。
製作はレイアウト図の通りに作れば問題なく動作する。完成して測ってみたら、約44Vだった。供給元の環境に左右されるので、48Vきっちりは無理か!どうしてもなら、18VのACアダプターを用意すれば48V以上になるはず。CD4049は18Vまでは耐圧範囲なので、ギリギリ大丈夫。
←出来上がったコンバーター部。
真空管を接続してのテスト→
さて、電源も用意できたので、真空管ドライヴの回路作りに励むとしますか!
2005.10.04
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