今回はすごく簡単に作れて、音質向上効果絶大!のエフェクターをご紹介しよう。
Fulltone Fat Boostとは?
以前から「最強のブースター」として存在は知っていたが、回路図も手元に無かったので作らずじまいだった。それで87boyさんの投稿で回路図を知り、またGeneral
Guitar Gadgetsに載っているBoutique
Boostその他がこれのモディファイバージョンと知ったのだった。
まずはGeneral
Guitar Gadgetsに載っているレイアウトだと、共用部分にスペースを取っている為に無駄が多い。なので、レイアウトを作り直すことにした。部品点数も少ないのですぐに出来る。かなり凝縮し、7x9穴で収まるようにした。部品表はこちら。
実際作る段階で、余っていた基盤が横6列だったので、一番左のダイオードは裏側に配線している(^_^;)。それと0.22uFが以外にも大きかったので、予定通りに入らず斜めにしたりして収めた。これから作る人は基盤を大きくするか、コンデンサを小さいの選ぶか考えた方が良いでしょう。
基盤が出来てテストしたが音量が上がらない!トーンも利いてない。回路が単純なので最初から見直したり、電圧測ったり、ショートしていないか調べたりしたが原因がわからない。ふと見ると一箇所線が浮いてる、これだ!ハンダ付けし直したらOK,一瞬部屋の中で爆音が響き渡った!(^_^;)。原因が判るまで2時間ほど費やしてしまった(ーー;)、久々にハマりこんだ。
2005.05.31
その後ある方に頼まれて、Fat
Boost単体を作った。 前回0.22uFコンデンサが異常に大きかったので、今回はメタライズドフィルム・コンデンサーを使ってみた。音質面も高音の伸びが良くなったような気がする。
基板のレイアウトは自分で作った物で、組み込みの配線はGeneral
Guitar Gadgetsさんのをそのまま使わせていただいた。LEDの抵抗だけ4.7kにしてるけど...。
人から頼まれるとちゃんとしなければならないと思い、パーツは標準的な厳選素材を使った。ジャックはスイッチクラフト、配線材はWEのビンテージ24G、LEDは高照度タイプ、と松美庵本人が使うエフェクターよりもグレードアップ(^_^;)したことになっていて、作る方も心地良い。
またデザインも若干オリジナルに似せて、ラベルシールも貼ってみた。
2006.01.20
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