中々レアなエフェクター、CE-2をせっかくお借りしたので、徹底解剖してみたいと思う。
こちらに使っているリンクの写真はより解剖してみたい方の為に高画質でサイズの大きい物になっているので、クリックする時は注意が必要だ。写真一枚あたり1Mバイトある。そして敢えて何も加工しないままになっているので、多少見辛い(^_^;)。なのでギャラリーの意味も込めてこのページを作った。
まずは中身を見てみよう!パッと目に付くのは、艶有りNEC製4558だ。銀ネジで無いタイプは確かJRC4558Dが使われているはず。それと部品番号が一切書いていない(^_^;)、この辺だけでも相当古いことが伺える。
そして最近発表されたTonepadのCE-2の回路図を見てみた。するとトランジスタが全て2N5088になっているので、これはおかしいと思い、実際に基板を見ると2N5088ではなく、2SC945とかが使われている。回路図はすでにアップされているので、部品の種類だけでもと思い解析してみた。
いろいろと検討しているうちに、もっと詳しい回路図がアップされているのを思い出した。それは、やまちさんがCE-2B改造の時に教えてくれた回路図である。これを見ると確かに2SC945やら2SC732等のトランジスタが使われていて、実際に解析したのと合っていた。ただ、この回路図はオペアンプの種類が載っていない。
さらに詳しく載っているサービスマニュアルみたいなのを見つけた。これはこの回路図の元となった物であろう、全てのデータが記してある。
ということで、今回もあまり徹底解剖しなかったが、CE-2を自作や改造、CE-2Bから改造する人達のお役に立てれば幸いである。
実は松美庵もだいぶ前にCE-2Bを買ってそのままにしてあった。今回CE-2を借りているうちにCE-2Bを改造して、比較してみようと思っている、お楽しみに。
2006.01.11
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