ど素人なりに、シールドを変えると音が変わるのは良く分かっていたので、それじゃあ内部配線もチューンナップすればもっと良くなるのではと始めてしまいました。 2005.4.23〜4.27
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松美庵からのコメント
こちらのギターはOvergrowthのtakewaki氏所有の物である。最近メールでこの手の話題が多いと思ったら、RSTをいじってたんですね。ページまで書いてくれての投稿なので、丸投げ状態(^_^;)で掲載します。
このギターは松美庵も弾かせてもらったことがあるが、すごく丁寧な作りである。また音も枯れててかなり良かった覚えがある。最近のFenderJ10万円程度の物より確実に良い。
そんなギターを更にチューンナップとは恐れ入りました。最後にサンプルサウンドもあるので、聞いてください。
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とりあえず全身写真。
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ついでに、ストリップ武装解除状態
フロントピックアップキャビティがネックポケットに貫通している。
センターキャビティにFSOの文字。
Fernandes '81 RST-80/59です。
この写真の時はピックアックもアッセンブリもFender
Japanのもの。
この撮影の後ピックアップをカスタムショップの'54に載せ変えた。
ただし、ハンダも線材も知らなかったので有り合わせの物で済ませていた... |
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今回、チューンナップを始める前に1枚パチリ。
Custum Shop '54 ピックアップです。
結構ベルトーンが出てたのですが、トレブリーだったのでもう少し太くて抜ける音にしようと思って思い切って作業しました。
きっかけは、OD-880(マクソンの伝説のオーバードライブ)の記事を探してたどり着いたひらけんさんのサイトでした。
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ポット周りの絵です。
箱型のセレクタスイッチと0.047μFのマイラコン。
ポットとスイッチの線は細い単線。
これは、Fender Japan のアッセンブリです。
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さて、第一回工事の結果です。
セレクタはそのまま、ハンダをケスター44で全部やり直して、キャパシターも0.1μFのセラミックに付け替え。絶縁チューブは壊れたポータブルMDプレーヤーのリモコンの線のチューブを流用。
ポットとスイッチの線はピックアップのグランド線の余ったやつで結線した。
ジャックへのホットとグランド、トレモロアンカーへのアース線もピックアップの余ったクロス撚り線。
さ〜!これで太くて抜ける音が出るぞーっと安心しきってピックガードもがっちりつけて、シールドIN!!
ギャー!ノイズ−ノイズ−ノイズの塊...
なぜ?Why? 一晩考えた(本当)
アッ! ジャックのホットとグランド逆だ。
で、さ〜!これで太くて抜ける音が出るぞーっと安心しきってピックガードもがっちりつけて、シールドIN!!
ギャー!ノイズ−ノイズ−ノイズの塊...
2度目は原因思いつかず。ウ〜ン...
とにかく、ピックガードをはずしたままシールド付けて各線を引っ張ってみる。
アッ!ガリガリ!ピックアップのホット側。
そうか、線を付けるのにスイッチの接点をペンチで起こしてカラゲタ時に接点を引っ張りすぎて壊したか。
てな訳で、セレクタスイッチ(とりあえず国産で良いのでDM-50
5接点を)買ってきて付け直すことに。
これがまた、障害の始まり、始まり。 |
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付け替えたDM-50です。
DM-50とCRLは外観は似てるけど、配線が違う!!!のでした。
配線が違うというのは何かの本に書いてあったけど、さてどう結線すればよいかは書いていない。
考えてみればいろんな結線パターンが可能なので、書いてないわけだ。でも標準ぐらい教えてよ。
そんなわけでネットを探し回って見つけたのは、写真と表と裏の接点番号対応が書いてある絵のみ。
じっくり考えて、分かりました。
結果をフリーハンドで書いておきます。
リアピックアップの線が短くてツッパテルけど、やっと完成。
うん、太くなった。高音域も気にならない。
まあ、ハンダ付けの練習にはなった。
ついでにアウトプット線もWEの撚り線に交換。
それでは、音を聞いてください。
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