こちらは、O.Fさんからの投稿作品です。
作者:O.Fさんからのコメント
BOSSのボリュームペダルを改造してエクスプレッションペダルを作りました。
100kと1Mの2連ポットの組み合わせで25k、50k、100k、250k、500k、1Mの抵抗値が得られるようにして、ロータリースイッチで切り替えられるようにしました。
可変幅が狭かったので、ケースを加工してポットの可変幅の半分まで回るようにしました。
もともと付いていたポットを交換してその反対側にもう1つポットをつけました。ポットが入るだけのスペースがなかったのでケースを加工して、L字のアルミ板で固定しました。そのとき2つのポットの軸が同じ位置に来るようにするのが大変でした。
ジャックはもともとチューナーアウト以外4つ付いていたので4つ付けてしまいましたが、全部並列につないだのでどこに挿しても同じです…。
松美庵からの質疑応答
松美庵:ポットの半分の抵抗値しか使えないから、並列と直列を合わせて6種類になるということでしょうか?。
O.Fさん:そうです。100kポットは50kとして使い、1Mポットは500kで使ってます。
松美庵:6種類の組み合わせを教えてください。
O.Fさん:『50k並列の25k』『50k』『50k直列の100k』『500k並列の250k』『500k』『500k直列の1M』の6種類です。
松美庵:同じようなものを作りたい人の為にも、BOSSの元々の品番を教えてください。
O.Fさん:使用したのはFV-50HですがFV-50シリーズならどのケースも同じだと思います。
松美庵からのコメント
素晴らしいアイディアで多機能なエクスプレッションペダルを完成させましたねぇ。2連ボリューム2個に並列直列とはまったく想像つきませんでした。これだけのバリエーションがあれば、大抵のエフェクターには対応できますね。
作るのも大変だったのではないでしょうか。特に可変抵抗を向かい合わせに付けるのに、L字アルミで付けるとか、物理的な作業がかなり困難だったと想像付きます。しかも2個の可変抵抗を同期させなければならないわけで、ボクにはマネできません(^_^;)。
差し当たってDelayの為に作られたようですが、Fuzz
FactoryとかUglyFaceとかちょっと変態系のエフェクターには効果抜群でしょうね。これを使って新しい音が発見できたら最高ですね!。
O.Fさん、投稿ありがとうございました。
2005.09.04
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