こちらは、O.Fさんからの投稿作品です。
作者:O.Fさんからのコメント
TONEPADさんとタッキーパーツドットコムさんと松美庵さんのページを参考にして作りました。
3ノブの方は基板上にゲイン調節用のトリマーポットをつけて、原音とのバランスが取れるようにしました。そのほかはTONEPADさんの回路どおりに製作しました。
5ノブの方は松美庵さんのページを参考にしてマスターボリュームをつけて、左側のフットスイッチで、設定したディレイタイムになるようにし、エクスプレッションペダルでもディレイタイムを変えられるようにしました。
フィードバックにつながる抵抗も切り替えられるようにしてみました。
どちらのディレイもレインボーカラーのLEDを使用しました。
塗装はポリウレタンで、水転写シールで文字を入れてみました。水転写で文字を入れるのは初めてだったので何度も失敗してしまいましたが、何とかうまく張ることはできました。
音は評判どおりややこもった暖かい音でした。私ははっきりした音が好きだったのですが、このようなディレイもなかなか味があって気に入りました。
松美庵からの質疑応答
松美庵:「フィードバックにつながる抵抗も切り替えられるようにしてみました。」とありますが、これはループ状態にするかしないかの切り替えですか?
O.Fさん:そうです。TONEPADのRebote2
Delayの説明書きにある**の15kΩ抵抗を10kΩにも切り替えられるようにしました。
松美庵:エクスプレッションペダル接続時の感想なんかもお願いします。特にボクが興味あるのは、ショートディレイ時に、いわゆる手動(足動?)コーラスや簡単なピッチベンダーになるわけですよね(笑)。
O.Fさん:ペダルは普通50kで使います。これはもともとのTIMEのポットが50kなので、つまみを回したときと同じ感じです。
ピッチベンダーとして使うなら50kが一番いいと思います。25kで使うと、TIMEが長くはならなくなります。コーラス風として使うのは、ちょっと抵抗値が大きすぎて操作が難しいと思います。
5kや10kあたりを使えばショートディレイをうまく可変することができるかもしれませんね。
100kを使うと単にTIMEが長くなりますが、100kまでが限界みたいです。それ以上だとディレイがかからなくなり、変なノイズが出ます…。
松美庵からのコメント
一気に2個製作とはすごいですね。両方ともアイディアが盛り込まれています。
3ノブの「ゲイン調節用のトリマーポット」は良いですね、無いとレベルが合わないで不便なのですが、一度調整してしまえばほとんど必要無いツマミですから、内部に隠してしまうのは操作がシンプルになって良いと思います。
一方、5ノブは多機能Delayに仕上がりましたねぇ。フットスイッチでディレイタイムが切り替えられるのは便利だと思います。ショートディレイとロングディレイを一台でまかなえますからね。
また、エクスプレッションペダルを使ってトリッキーなプレイも出来そうな感じです。こちらのDelayはTimeツマミを0にしてもショートディレイとして機能しますから、エクスプレッションペダルでショートからロングへと移行するのも面白そうです。
O.Fさん、投稿ありがとうございました。
2005.09.04
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