こちらは、B型さんからの投稿作品です。今回初の投稿で難しいのを2機種いっきに投稿して頂きました。
作者:B型さんからのコメント
TONEPADさんのページを参考に作らせていただきました。基板は感光基板を使ってエッヂングしました。なので多少部品を間違えてしまったりはしましたが基板はわりと簡単に出来ました。
しかし写真を見てお分かりだと思いますがSWの配線がとてもごちゃごちゃしていて、このせいで最後まで苦労させられました。SWはGarrettaudioさんで1個50円のものを購入して使いました。このSWが曲者で、ぱっと見で調べもせず配線してしまい、うまく動作してくれませんでした。一つだけ離れている端子があったのでそれがコモン端子だと思い込んでたのですが、テスターで調べてみたら間違っていて、そこを直したらちゃんと音でました。
音はHiGainのモードでDRIVE高めでHIのVRを上げきるとハウリング起こします。というかトーンコントロールが結構強力な感じがします。それともなにか間違っているのか?本物を使ったことがないのでよくわかりませんが、まあ抑え目に使えば問題ありません。
クリーンな音はあまり使えないかなという感じなんですが、ディストーションのほうはかなり幅広く音作りできて楽しめます。とにかくスライドSWでいろんな音が出せるのでおもしろいです。それよりもTONEPADだとS1=MIC S2=MOD S3=AMPとスライドSWが記載されているのですが、効き方からしてS1=MIC S2=AMP S3=MODのような気がします。
ケースはたぶんタカチのものだと思いますが、本当はもっとコンパクトにしたかったんですがどうもめんどうになってしまい、これにしました。おかげで加工も楽に出来ました。スライドSWの部分は四角に加工するのが面倒だったので丸にしてしまいました。
VRのノブはシャフトがローレットだったため、使ってなかったギター用のものがあったので使いました。ちょっと微妙ですがこれしかなかったので(笑)
パネルはIllustratorでデザインし、OHPに印刷して両面で張っています。LEDの部分を合わせるのが結構大変で何度も位置を確認、修正して張りました。両面テープが白っぽくて繊維みたいなものが見えるので、色の薄い部分だと透けて気になってしまいます。透明なものを探しているんですがサイズと値段が問題で、なかなかいいものが見つかりません。これが今後の課題です。
参考ページ Tonepad
以下、松美庵からの質疑応答
松美庵:基板の配線面ですが、パターンに沿って自分でハンダを盛ったのですか?結構大変だったんじゃないですか?
B型さん:昔のエフェクターなんかはパターンに沿って半田流しているものも結構多いのでいつもこうしてます。
そんなに大変なものでもないんですが、熱のせいだと思いますが少し基板反ってます。
松美庵:配線材等は変わったもの使っていますか?
B型さん:とくにこだわってませんが、IN JACKからSWまでとSWからOUT JACKまでの2箇所だけWE(おそらく)の単線を使っています。以前ラジオデパートで購入したんですが、切れやすいのでこういう動かない部分にしか使えないんですよね。
松美庵からのコメント
GT-2は前からTonepadに載っていたので作りたいと思っては居るのですが、いかんせん回路が複雑すぎちゃって、ユニバーサル基板では到底無理ですね。やっぱ感光基板で作るとこういうのも出来ちゃうのですね〜。
OHPでデザインするのもカッコイイですね。写真で見た限りではすごく透明感が有って雰囲気が良いです。
それにしても、この機種の一番の難関はスライドスイッチに有る!と言っても過言ではないのですが、あっさり丸でやってしまって、しかも見た目あまり違和感が無いというのは、ちょっと驚きです(^_^;)。今後スライドスイッチ使う機種の製作に道を切り開いたといっても良いでしょう(^o^)丿
(ちょっと大袈裟か(~~;)。
B型さん、投稿ありがとうございました。次の作品も期待してます。
2006.01.03
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