このギターは原型をとどめないぐらい改造してある。とりあえずこのページではP90ピックアップの交換を行ったので、その辺を中心にリポートする。
まずは左の写真が以前に付けたDimazioのP90だ。70年代のもので、PAFシールも貼ってある、ちょっとレアなものだ。しかし、これが予想に反して音がブーミー過ぎた。もうちょっとチープな感じのほうが好きだなぁと思っていたら、オークションでEpiphoneのP90が出されていたので、比較的割安でゲット。交換する運びとなった。

↑クロームメッキのカバーが付いていて中々カッコ良い!何とかこのまま付けられないかなぁと検討したが、どうしてもギター側の木を削らなければならないので、断念した。
エピフォンはドッグイヤータイプなので、しかたなく耳を切り落として、ソープバータイプにした。左写真。
純正ではボディ側にしっかりとしたネジ穴が開いていて、そこに細長いビスでピックアップを止めるのだが、松美庵にはそのような加工技術は無い(-_-;)。従って木ネジで付けることにした。(実際この作業はDimazioの時にやったことだが)
かと言ってそんな細長い都合の良いネジが売っているのか?!。それからというもの、ホームセンターめぐりが始まったのでした。2〜3日、仕事のついでにいろんなとこに立ち寄って、やっと見つけたドイト大和店!
2x36ミリというのがあったんです!(左写真)苦労して探した割には10本で120円と拍子抜けするほど安い!

このネジと他のハムバッカーから取ったスプリングとスポンジで取り付ける。
取り付け部を定めて、ぐっと力を入れて木ネジを食い込ます!曲がらないようにまっすぐ付けなければならないので、ちょっと緊張した。
無事に取り付け終わったので、配線だ。YAMAHAのギターはほとんど導電塗料が塗ってある。ピックガード側にも導電するアルミ箔みたいな物が貼ってあるので、ノイズレス加工は必要無い。しかしノイズだが、やはり導電塗料だけでは足りないらしく、アルミ箔を使った加工より、かすかにノイズがする。

見ての通りアースもしっかり導電塗料に接触するようにネジ止めしてるし、YAMAHAは作りが丁寧だ。
←とりあえず完成!
このギターは他にも、オイルフィニッシュやスキャロップ、内部配線等、改造点が多い。追々紹介していくつもりである。
2005.01.18
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