つい最近ヤフオクで買った、FenderJのストラト。
そこそこ安く落札したのだが、表面のクリア塗装が浮き始めていて白濁していた。キズや打痕も多いことから、思い切って塗装しなおすことにし、「柿渋」を使ったオイルフィニッシュにしてみた。
Mシリアルなので、1992〜1993年の物でそれ以外何もわからない。ネックポケットに「ORDER」と書いてあるので、もしかしたら神田商会のオリジナルかもしれない。
改造箇所はオイルフィニッシュ、ピックアップカバー&ノブ交換(クリーム色)、5WAYスイッチ交換、自家製ノイズレス加工です。ちょっとだけSRVを意識かも(^_^;)。
ピックアップはオリジナルのままで充分良い音、と言うか「このギターはこの音」としておきたいので、交換してない。ビンテージタイプが付いている。
トレモロは使えなくしてある。ボクの持っているストラトは全て使えなくしてる。理由はトレモロ必要無いのと、チューニングが狂うから。
バックカバーは購入時に付いていなかったので有り合わせ。このネジだけは銀だが、他の金属部品は全てゴールドパーツ。
問題の音は、P.Uの出力は弱いが、ギラギラした感じの音で、良く言えば高音の伸びが良い。ジミヘンやRichie
Blackmore
っぽい音が出る。「枯れた音」とはちょっと程遠い。
買った当初、0.010ゲージの弦を張ってた(これもSRVの影響?)が、な〜んかピッキングニュアンスとか音の立ち上がりが悪く、プープー言う音だった。これはハズレギターかな〜なんて思っていて、0.009ゲージに代えてみたら、まったくニュアンスの違うギターになった。
今ではスタジオやライブでのメインギターになっている。弦のゲージって重要なんですね。
ピックアップカバー&ノブはESP製のセットをヤフオクで購入、2000円ぐらいだったと思う。
ピックアップカバーは外して付け替えれば良いだけだが、国産の古いギターなんかはポールピースのピッチが狭いので買うときに注意したい。
ノブの交換は小さいマイナスドライバーでピックガードにキズを付けない様に丁寧に外す。コツとしてはドライバーの先端をポットの金属部分に当たるようにして、ツマミを回しながら徐々に浮かしていく。たぶんリペア屋さんは専用の工具があるんだろうねぇ。
5WAYスイッチはちょっとこだわって見た!。
以前から欲しかったハーフポジションだけクリック感が弱い物で、ライヴ時等ラフに切り替えても間違ってハーフにならないと言うメリットがある。これは使うと分かるが、非常に便利!
同じものを2個持っているが、いずれもフェルナンデスのSTから部品取りした物。CTLのコピーということを聞いたことがあるので、本物を買ってみたが、違っていて全てのポジションが均一のクリック感だった(ガックシ)。今後もフェルのSWを見かけたらゲットしておこうと思う。
内部配線はノーマルのまま。P.Uの線以外はベルデンの撚り線。ハンダはKester44。アース線の太いのはノーマル。
自家製ノイズレス加工は別ページにて。
お金掛からず手間掛けて、加工すれば効果絶大!。弦や金属部分に触れると止まるノイズがあるでしょ?、それをほとんど皆無にできる。
トレモロは使えなくしてある。ブロックの横に木片を挟んでトレモロを動かなくしている。もちろんトップ側のネジもある程度締めてある。これは”ある程度”にしておかないと、逆にトレモロが浮いた状態になってしまうので、締めすぎないように。
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