Little FD の製作

歪みを追求していくと、ノブの数がどんどん増えていく。そうすると今度は反動で2ノブに戻りたくなる。そんな実験をしてみた。

Little FDとは?
現在、松美庵にとって究極の歪みはFender Driveだ。しかし、ノブが多く操作し辛いのも正直なところ。トーンコントロールがバランス型なので、あっちを上げればこっちが無くなるというようなイタチごっこだ。

そこでLittle Guv'norのように2ノブにしてみようと思い立った。更に最近作った回路実験機の試用も兼ねて、オリジナルな回路を作ってみた。

テーマはあまり歪ませなくても存在感のある音。高音がスカっとヌケて、低音がゴン!、堅めな音でサスティンがあり、ザラザラ感のある音。

基本的にはFender Driveの1段目増幅回路を作り、トーンを無くして、クリップだけ付けて見た。それだけだと物足りないので、いろいろと定数変更。かなりな時間を掛けて定数決めしたのは言うまでも無い。

今回覚えたことは、右の回路図上で言う、C3とR3の組み合わせだ。この2つの組み合わせでゲインも変わるし、中低音も絶妙に変わる。

回路もなるべく単純にしたかったので、増幅回路は1段だけにした。それに伴ってオペアンプもLM741CPに変更

結果、テーマに近づいた音になった。しかし、Fender Driveと聞き比べるとやはりFender Driveの方が良い。

Little FDでは1段の増幅なので、音作りが限界なのだろうか?。どうしても低音が足りなくて、中音が前に出てしまう。

ほんのちょっとの不満を残しつつ、とりあえず回路図にまとめた。しかし、ナチュラルなドライヴとすると、かなりなレベルまで行っていると思う。オーバードライヴのように中音強調では無く、ドンシャリでも無い。あくまでもアンプの音量を上げた時の、ほんのちょっとの歪みを再現したつもりだ。

今後、松美庵自身のレベルが上がれば、不満解消の道が開けるかもしれないので、とりあえずは保留することにした。

2005.07.16

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