だいぶ前の作業なので、思い出しながら書いて行く。今回、別の目的で中身を見たかったので、久々にパネルを外してみた。
大抵の小さいコンボアンプは2枚目の写真のように、天井のネジを外せばパネルごと取れる。その前にスピーカーケーブルやリバーブユニットへ行くケーブル等はずしておく。
Parkの場合は4つのネジを外して後ろ側へ引っ張るとパネルがはずせた。って言うかネジを緩めている段階でグラグラしてくるので、片方の手で押さえながらネジをはずす。
3枚目の写真のように、小さいアンプはこの程度の回路で鳴ってしまう。
さて修理だが、ジャンク(ハードオフで1000円)で買ったので、ツマミがほとんどガリ状態だ。まず、接点復活材を可変抵抗の穴へ吹き付ける。ツマミをグルグル回して、復活材を馴染ませ、仮にスピーカーーを付けて確認する。
ほとんど治ったのだが、トレブルつまみだけが、ガリが残ってしまった。仕方ないので交換。
トレブルは20KBなので、有り合わせで有った。まず、基板を外さないと作業が出来ない。ツマミを全て外して、スイッチやジャック、ポットの止めナットを外すと、ようやく基板を外すことが出来る。かなり面倒なので、多少のガリは我慢しよう!。
可変抵抗は基板に直接付いているので、丁寧にハンダ吸取り線を使ってはずす。新たに付ける可変抵抗は基板に合わないので、単線を経由して基板へ行くように配線した。
とりあえず、まともに使えるようになった。
次に改造。アンプの歪が気に入ったので、プリアンプ部だけを取り出して歪みエフェクターとして使いたい!。その為にラインアウトを設けなければならない。当時同じクラスのマーシャルも持っていた。それにはラインアウトが付いていたので、回路を真似させてもらった。
回路はヘッドフォンジャックから抵抗10kΩを通り、ホットとコールドのあいだに抵抗2.2kΩとコンデンサ0.22uFを入れるだけ。
そして何故かバックパネルに隠してあるジャック用の穴が2つ開いているので、そこへジャックを増設。
難なく取り付け終わり、バラした逆の作業で組み立てる。さて、ジャンクで買ったので、ツマミもひとつ付いてない。適当なツマミを付けて置く。
とりあえず完成!。ガリはもうひとつも無い。問題のラインアウトはというと、もうひとつのアンプで聞く限りではちょっとハイ上がりになったかな?って感じで、ABボックスを使って巨大なディストーションと化した。
しばらくその状態で使っていたが、手持ちのドライブが充実したのと、場所を取るので却下!。今ではラインアウトはチューナーアウトとして便利に使ってます(^^ゞ。
2005.05.05
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