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Marshall The Guv'nor 修理

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オークションで「動かない」とのことで激安で手に入れたガヴァナー韓国製。

確かに音はしない。でもバイパス音は出るし、LEDも点灯する。治る可能性はかなり高い。

早速バラバラにしてみる。単純な回路なのに、ケースが2重でしかも基板もスイッチ部を含めると3枚だ。丁寧なのか?がさつなだけなのか判らない。でも設計は英国人だから丁寧なのでしょうね。

まず、各可変抵抗が固まっていて動かない。まずここから手を付けよう。可変抵抗の後ろ側に小さな穴が開いている。そこへ接点復活材をシューと吹き込む。

しばらくすると両端のGAINとLEVELのツマミは動くようになった。お?!、音が出た!。な〜んだたったこれだけのことか!。単にツマミが最小状態で固まっていただけだ。

続いて他のツマミも回してみるがダメ。しかたないので、臨時に大きめなノブを付けて、強引に回した!。徐々に回るようになり、と同時に接点復活材を回しながら吹き付けた。

全てのツマミが回るようになり、音だし確認してみたが、ガリも無く全く正常な状態に治ってしまった。

組み上げる前に、ネット上で出回っている回路図と照らし合わせてみた。コンデンサが抵抗みたいな形をしていて、数値が読み取れないので、一部確認できなかったが、ほぼ合っている。はっきりとした違いは、電源部に1N4001ダイオードでアースに落ちている。あとトレブルの可変抵抗が回路図ではAだが、実際にはBカーブになっていた。オペアンプはJRCの072を使っていた。

あと回路図に220n(195n)とか書かれているコンデンサがいくつかある。この辺は数値を読み取れたので、カッコでは無い数値で合っていた。と言うことはカッコの数値は英国製のものなんだろうか?。これは松美庵の想像だが、現在カッコ内の数値を探そうと思っても中々手に入らないだろう。なので韓国製の再販物は近い数値で代用したものと思われる。ってことは、何とか苦労してカッコ内の数値コンデンサを集めれば、英国製の音が手に入るのだろうか?

難なく修理できたガヴァナーでした。

2005.01.21

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