セッションで一緒になるカズヤ君から修理で預かったSHO。
修理箇所はフットスイッチの不良ということですぐに解明できたのだが、ちょいと見たら、なんとプリント基板になっているではないか!(ちなみに写真は修理前に撮ったものです)
更に良く見ると回路が違ってるぞ!
ということで、Z.Vex SUPER HARD ON 2003年バージョン、回路図を書いてみた。
ダイオードの位置が変わったのと、OUTの抵抗値が変わった。音的には以前自作したものに比べて、若干中音が削れて高音が出たように感じる。これは並べて聞き比べた訳ではないので、あくまでも印象だ。
またプリント基板は他の機種と共有らしく、ほとんど余っている状態で、かなり無駄がある。そのおかげで、フットスイッチはカーリング製しか使用できない。
写真を見てもらえばわかるが、プリント基板に細い配線材、やはり売れ始めると効率の良い経営を目指すのは何処も一緒なのか?
これならちゃんとしたパーツを使用しての自作の方が音は良くなるはず。ポットも小さいし、抵抗も1/8Wの小さいものを使用、お金が掛かっているのはスイッチクラフトのジャックとカーリングのスイッチだけだ。
ケースのペイントさえも印刷とまで噂されていたが、こちらはちゃんと手書きのようだ。ただ、裏側(ケースの蓋)は手書き風のシールが張ってある。
ということで、SHOにもバージョン違いがあることが判った。ちょうどひとつ頼まれているので、このバージョンで作ってみようと思う。
2007.04.07
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